2005/12/15

何でェちゃんと焼けるじゃないの。

2週間ほど前にWindowsマシンのHDDを換装。ついでに職場に奉公に出したDVDマルチドライブの代わりに「Pioneer DVR-110」を買ってきたのだが、見計らったように職場でDVD-R大量作成のご注文が発生。テスト用にDVD-RWを3枚と本番用のDVD-Rを6枚作成しろとのおおせなのだが、テストでは何度も焼き直しが入るので焼く回数は9回なんてもんじゃない。職場に転がっているGSA-4040だのLF-M621だのを使って標準速や2倍速で焼いてちゃ追っつかないからってんで、新鋭を丁稚に出そうと外付けケースに入れて持ち込んだのだが、なぜか半端じゃない頻度で書き込みに失敗する。焼きマシンの性能はそれほど悪くないはずなんだが、現実に失敗するんだからしょうがない。

そこで本日、一念発起して検証用にDVD+R, DVD-RW, DVD+RW, DVD+R DL, DVD-R DLと片っ端からメディア(しかも最高速で記録できる高いの)を買いあさって(5倍速記録対応DVD-RAMは先日導入済み)焼いてみることにした。検証用メディアは〆て7,000円也。もちろん全部自腹である。いくら身銭を切らんと芸は身につかないとはいえ、いささかやりすぎ。今月はまだ電話代も部屋代も払っていないし、地方税の納付だって控えているってのに、何をやってるんだかorz。

しかも、買っちまったものはしようがねェと意気込んでDVD-RWを6倍速で焼いてみたのだが、職場ではアレほどまでに愚図っていたのに自宅のPCでは何のことは無く6倍速RW書き込みが成功しくさる。……こんなに派手に散財して、年越せるのか>俺。しかもせっかく買い込んだ太陽誘電製16倍速記録対応DVD-Rは、なぜか5倍速程度でしか焼けないし……。

2005/12/02

ディスク交換。

一ヶ月以上の間、バッドセクタを延々と生産しつづけて俺を悩ましてくれたナイスなHDD(IBM IC35L080AVVA07)を撤去し、新しいディスク(Seagate Barracuda 7200.7 80GB)と交換。中身の移行にはソースネクストが安く売っているAcronis Partition Expert Personalを使用した。

実は「どうせ買うなら80GBのディスク2台とRAIDカードでも買って、RAID-0で100MB/sを目指してみようか」などと思わないでもなかったのだが、はなはだ残念なことに、仕事帰りに寄ったアキバじゃS-ATA RAIDアダプタといっても32bit/33MHz PCIのヘタレしか存在しなかったので挫折。私の愛機はTiger MPXで64bit/66MHz PCIバスが2本ほどあり、先日は念願のGbE NIC(3Com 3C2000-T)で一つ埋めたので、もう一つの使い道を現在募集中なのだが……。

でも、ここは潔く観念して、PromiseのFastTrackのちょっと良い目のヤツでも買って事足れりとしたほうが良いのかもしれない。

2005/11/27

今日の音楽:「ハリーのゲームのテーマ(Theme from Harry's Game)」 by CLANNAD

エンヤの姉のモイアがボーカルをやってるアイルランドのバンド「クラナド」の曲で、最近はLEXUSのCFでも流れている。エンヤの曲が最近どうも明るくポップなのばっかりで、今ひとつ物足りないという向きにはお勧め。問題は入手性が極めて悪いことでしょうかねぇ。

2005/11/19

すげぇ当社比40%のl高速化ですよ奥さん!

ことのおこり

Debian sargeのオフィシャルインストールDVDにはLinux version 2.6.8のAMD64版カーネルがこっそり(って何だよ)収録されている。それじゃちょいとカーネル突っ込んでhrootしてdebootstrapで64bit環境もどきを作ってみようかい、てなわけで/pure64というフォルダの下にtestingのAMD64を入れて、最小限のシステムを放り込んだ後vorbis-toolsとか入れてベンチマークを取ってみた。

ベンチマーク

とはいっても厳密なアレではなく、極々テケトーに一発勝負で計測。元ネタはPSY・Sの「Emotional Engine」から「be with YOU」を取り込んでFLAC --bestでエンコードしたFLACファイル。これをオプション指定無し(-q 3)でOgg/Vorbisに変換したときの「倍速」を計測した。実はsargeとtesting(つまりetch)の比較なんで、コンパイラからして違うから(sargeはgcc b3.3でetchは4.0)あまり意味が無いのは百も承知なわけだが、それはさておき。

計測結果
32bit環境11.7894
64bit環境16.6642

いくらマルチメディア系だから(x86_64なバイナリは-mfp=sse3を指定してビルドされているので、浮動小数演算が高速化されやすい)とはいえ、40%も高速化してやがりますではないですか。これは美味しいなぁ。早く64bitネイティブに移行したいもんだ。

2005/11/09

あれげメモ:Athlon64のPowerNow!の使い方

Debian SargeのカーネルでCPUFreqからPowerNow!を使うにはどうするんだか。と考えてあれこれ試行錯誤。

PowerNow!ドライバモジュールのロード

modprobe powernow-k8でおしまい。

ガバナーモジュールの追加

modprobeでガバナーモジュールを追加する。2.6.8だと以下のようなモジュールが使えるんだそうな(括弧内は対応するモジュール名)。

"performance" governer(cpufreq-performance)
最高性能を発揮するようにCPUの消費電力を調整する。つまり節電効果は期待できない。動作クロックはAthlon64 3000+の場合2000/1800/1000MHzの3種類だった。
"powersave" governer(cpufreq-powersave)
こちらは電気をケチるように消費電力を調整する。性能は期待できない。
"userspace"governer(cpufreq-userspace)
ユーザースペースアプリケーションで制御する。

手で弄る(sysfsで遊ぼう)

/sys/devices/system/cpu/cpu[0-9]+/cpufreqディレクトリ(マルチプロセッサ構成の場合は複数のディレクトリができる)にCPUの情報ファイルができるので、echoコマンド一発で動作クロックを変更したり、すでにロード済みのガバナーモジュールであれば好き勝手に切り替えることができる。

アプリで制御

emifreq-appletなるアプリケーションでGNOMEデスクトップ環境からガバナーモジュールを切り替えたり動作クロックを弄ったりできる。

今後の課題

ホントはもっと新しいカーネルで、ondemandガバナー(これはシステムの可動状況に応じて自動的にクロック周波数を変化させる)を使いたかったんだが。まぁいいや、カーネルバージョンアップに再チャレンジだ。

2005/11/05

ファイルサーバのパワーアップ

あまりの遅さに堪えかねてファイルサーバをパワーアップしてみた。現在はこんな感じのスペックになっている。

CPU
AMD Athlon64 3000+(Socket754)
メモリ
PC3200(DDR400) 512MB
マザーボード
MSI K8N Neo3-F(nForce4-4x)
HDD
  • Seagate U10(UltraATA100/5400rpm/10GB)
  • Samsung SpinPoint SP1604N(UltraATA100/7200rpm/160GB)
  • Samsung SpinPoint SP1614N(UltraATA100/7200rpm/160GB)
DVD-ROM
Pionner DVD-122P
VGA
#9 Revolution3D WRAM PCI 8MB(#9 T2R)
その他
  • Adaptec USB2Connect
  • Promise Ultra100TX2
OS
Debian GNU/Linux 3.1(sarge)

かなりいいかげんにありあわせのパーツで組んであるので、凄いことになっている。このマザーボード、AGP互換スロットとかいう代物が搭載されているのだが、手持ちのAGP 8xカード「ECS REX」を突っ込んだところ予想通り動かなかったので、こんなヴィンテージ物のビデオカードを使っている。HDDにはSATAのドングルをかましてSATA化しても良かったんだが、そんなにご大層なHDDでも無いのでUltra100TX2にぶら下げたままにしておく。

まずはディスクI/O性能の高速化に驚嘆

どうやらU10はUltraATA66でつなぐとまともな性能が出ないらしい。何しろ以前はhdparm -tの結果が8MB/sにも満たかったが、アップグレードしたら28MB/sなんてステキ数字を叩き出す。Ultra100TX2にぶら下がってるSamsung勢もCPU高速化の恩恵を受けて50MB/sオーバー。これは堪らん。RAID-0でアレイ組んだら楽しそうだな~とは思ったものの、考えてみたら50MB/sクラスの性能が出るディスクをストライピングしても、32bit/33MHz PCIバスが足を引っ張る気配が濃厚なのであっさり没。このカード、TigerMPXに挿せば66MHz動作するんだけどなぁ……。

GbE対応のあれこれ

NICドライバについて

メインマシンのNICは3Comの3C2000-Tで、Tiger MPXの64bit/66MHz PCIスロットに刺さっているため、楽勝でGbEに対応できる。今回買ったK8N Neo3-FにはオンボードのGbE NICが載っているのでこれまた楽勝だろう。マザーボードの箱には「Marvell 88E1111によるGbE」って書いてあるんだが、実際にはMarvell 88E1111はただのトランシーバで、コントローラはnForce4-4xの統合NICだった。……まったく紛らわしい書き方をしてくれる。問題はnVidiaのプロプラエタリドライバを使わないとLinuxでNICを使えんのではないかということだが、調べてみたらリバースエンジニアリングして作ったオープンソースのnForce用NICドライバ「forcedeth」で難なく動いている。

ネットワーク性能

CAT5eクロスケーブルでメインマシンとファイルサーバを接続して、ファイルサーバからメインマシンへのファイル転送速度を測ってみたところ、36MB/sという数字が叩き出せた。パワーアップ前は6MB/s出ないこともざらだったのでこれは嬉しい。

Jumbo Frame対応作業あれこれ

MTUがデフォルトの1500のままでこの性能では、ジャンボフレームに対応させたらどれくらい速くなるのか知りたいのが人情というものだ。で、ifconfig eth0 mtu 9000とかやったら、MTUのサイズが不正だと怒られてしまったorz。調べてみたらsargeのカーネル(2.6.8)のforcedethドライバではジャンボフレームには対応していないんだそうな。最新バージョンではOKらしいので、Athlon64の馬力に物を言わせてカーネルを2.6.14にアップデート。 しかしどうも過激にカーネルコンフィグを弄くりすぎたらしく、ideドライバがへそを曲げる。ついにはカーネルがブートしなくなってしまった(号泣)。再インストールだなぁ……orz。

2005/10/25

体調不良

最近体が異常にだるい。というわけで早く飯とクスリかっくらって寝る。

2005/10/15

こ、こいつこんなに楽だったのか!

というわけで工画堂スタジオの「羅刹」なんぞをプレイ中。 最初、お頭はラティアラを選んでゲームを始めたのだが、あまりの面倒臭さに挫折。ウダチカだのアクチーニャだのをブラッタから進化さす面倒臭さはどうにも堪えがたいものが……。 で、プッツンしてスタンシアでやり直し。……スゲェ楽だ……。

2005/09/24

あれげメモ:Debianのカーネルパッケージをdistccで快適にコンパイル

なんとなくdistccでネットワーク分散コンパイルしたくなったので、いろいろ試行錯誤した結果をメモ。

用意するもの

  • 悪役1号。分散コンパイルクライアント。C3(Samuel)-800MHzの遅いPC。Debian sargeを放り込んでファイルサーバとして運用中。
  • 悪役2号。Athlon MP 2800+デュアルPC。Windows 2000 Professionalインストール済み。
  • Microsoft Virtual PC 2004 SP1。悪役2号上のゲストOSの方が悪役1号より速い(涙)。
  • Debian sarge。今回使うOS。悪役1号および悪役2号上で動作するVirtual PCゲストOS「vpc-Linux」にインストール済み。
  • kernel-source-2.6.8。当然。
  • kernel-package。言うまでもなく。
  • gcc他開発ツールいろいろ。あたりまえですが。
  • distcc。必要です。
  • Virtual PCのゲストOS「vpc-Linux」分散コンパイルサーバ。エミュの癖にC3-800MHzより速い。割り当てメモリ512MB。

分散コンパイルクライアント「悪役1号」での設定

distccをインストールしてdistccdを起動したら、環境設定をする。

コンパイラの差し替え

Debianの場合、PATH環境変数は標準で/usr/local/binが/usr/local/binより優先されるようになっている。したがって、gccの代わりにdistccを使うべく(今回はg++は使わないからgccのみ弄る)、以下のコマンドを実行する。


cd /usr/local/bin
ln -s ../../bin/distcc ./gcc
環境変数の設定

make-kpkgで並列コンパイルを行うために環境変数CONCURRENCY_LEVELを定義する。今回は4にしておいた。これでmake-kpkgから呼び出されるmakeは「-j4」オプション付きで実行され、最大4つのファイルを並列でコンパイルすることになる。分散コンパイルサーバのCPU使用率がスカスカだったので、もっと多くても良いような気がしないでもない。

export CONCURRENCY_LEVEL=4
分散コンパイルサーバの設定

次は「どのコンピュータで分散コンパイルを行うか」を設定する。具体的にはDISTCC_HOSTS環境変数を設定するだけ。DISTCC_HOSTSには分散コンパイルサーバをスペースで区切って並べるだけ。ちなみに優先順位は先に書いたサーバの方が高いので、速い(or 空いている)順に書き並べていくのが良いと思う。今回は本物PCより速い仮想PCがあるので、そっちを優先して使うことにする。

export DISTCC_HOSTS=vpc-Linux localhost

以上で分散コンパイルクライアントの設定はおしまい。

分散コンパイルサーバ「vpc-Linux」の設定

distccインストール時に行う設定については省略する。クライアント側とコンパイラその他のバージョンを合わせ、distccdを起動する。以上で設定は終了。

distccモニタの起動

再びクライアントに戻って、分散コンパイルモニタを実行する。Xが動くならdistccmon-gnome, 端末から見るのであればコンソール版のdistccmon-textを実行する。今回はsshでリモートからクライアントを操作しているのでコンソール版を使用することにして以下のコマンドを実行する。引数は秒単位の更新間隔なので、以下のコマンドの場合は1秒ごとに情報が更新される。

distccmon-text 1

お待ちかねの分散コンパイル

設定を確認した上でmake-kpkgを実行すればネットワーク分散コンパイルがさくさく進み、しばらくするとカーネルパッケージが出来上がり。

今後の課題

  • Virtual PCみたいなフルセットの仮想環境はオーバーヘッドがでかいので、XenとかcoLinux, QEMUあたりでオーバーヘッドを減らして高速化を図る。
  • ccacheと組み合わせてもっと速く。

2005/09/21

うーむ、予想はしていたものの。

私が現在使用中のLCDディスプレイ(Diamondcrysta RDT1711VM)にはステレオスピーカーが付いている。こいつを使うと年代物のスピーカー(Pioneer MPC-PS50)を取っ払えるのが魅力的だ。ご利益はスピーカーを取っ払えるだけでなく、馬鹿でかいACアダプタをケーブルの腐海から撤去できることなどいくつかあるのだが、試しに音を鳴らしてみて諦めた。これで音楽とDVDを鑑賞したりゲームで遊ぶのはチト辛い。

2005/09/19

とりあえず一度感電して死んどけ>馬鹿兄貴

最近俺の馬鹿兄貴が電気工作をやっている。今日は三連休なのでせっせと工作にいそしみ、なにやらおもちゃを完成させた。しかし素人が作ったものだから一撃目からまともに動くはずが無く、家庭用電源に接続するなりブレーカーを落としやがった。俺の愛機×2も道連れで電源断。

もう一度やったらヤツの財布から3万円抜いてAPCのUPS買い込んでやる。

2005/09/16

なんだってSeagate U10はこんなに遅い!

選挙に行って帰ってきたら、ファイルサーバのシステムディスクが飛んでました。手持ちのディスクの中で最古参だったし、最近剣呑な挙動を示していたのでだましだまし使っていたのですが、ついに決定的に昇天してしまったようです。さようなら、そして長い間ありがとうDPTA-371360。最初はWindowsで使っていたんだけど、他のディスクが壊れるたびにあっちこっちのPCに移し変えていたら、いつのまにかファイルサーバでLinuxなんぞインストールされてしまっていたよな。でも文句一つ言わずに酷使に耐えぬいてくれて俺は感謝の気持ちでいっぱいだ。叶うことならもっと長いこと使いたかったよ。

というのも、スペアに用意しておいたHDD「Seagate U10」が絶望的に遅いんです。転送モードをUltraATA Mode 4にしても8MB/sしか出ないんだから。起動が遅いリモートログインが遅いコマンドの実行が遅いエディタの保存が遅い、とにかくどえらくストレスがたまります。いっそRaptorでも買っちまおうか、36GBもあればブートドライブに使うには十分だしさとか不穏なことを考えてしまう今日この頃。

2005/09/04

今月のPCゲーム

システムソフト・アルファーの「ホワイトダイアモンド2」を買ってまいりました。前作「ホワイトダイアモンド」は処分品セールで叩き売られていたのを買ってきたわけなのですが、今回は処分品セールを待たずに購入してしまいました。邪道だ(どこがやねん)。

しいて購入の動機を述べるとすれば去年「復活の地」を全力で読み倒したのと、今年に入って「パンプキン・シザーズ」なぞ読み始めたことで「災害復興」ものに対する関心が高まっていたことでしょうか。

全部片付けてからちゃんとした感想を書きたいのですが、ゲームシステムについて一言。……CD-DAで音楽再生は良いんだけど、せめてもう少し各曲を長尺にできなかったんですかね。Windowsの仕様上CD-DAトラックの頭出しをしている間はCD再生を制御しているスレッド全体?が止まってしまうんですが、このゲームときたら短いBGMをひっきりなしにリピートしているためにゲーム全体が高頻度で操作を受け付けなくなり、応答性がものすごく悪いんですよ。キャラクターボイスにOgg/Vorbis使うなら、音楽もOgg/Vorbisにしちまえば良かろうと思うんですけど。まさかVorbisのデコードに食われるマシンパワーを心配しているわけでもないでしょうに……。

もっとも、単に起動ディスクチェックのためだけにCD-ROMドライブを占有するのは気が引けるから(ゲームディスクは"著作権保護"技術が仕込んである)大義名分を立たせるためのCD-DAなのかもしれませんけど。

あとは操作系がいまいち直感的ではない(2階に登るのに、階段のどこをクリックしたら良いのか分からず30分悩んだ)とか、メッセージフラグの管理が甘いのも困ったものだとは思います。

2005/08/23

ファイルサーバGbE対応計画の失敗。

週末アキバで3Com 3C2000-TなんてNICを買ってしまいました。

ファイルサーバで使用しているオンボードNIC はSiS900という、インテリジェントでなくてプロセッサパワーを馬鹿食いする代物なので、これをインテリジェントなヤツに換えればスピードアップするかな?と期待して買った代物だったんですが……。システム要件をまともに読まない俺が悪かったんです。

PCI 2.2 compliant PC

……我が家のファイルサーバであるところのECS P6VEM3(VIA C3 800MHz)はPCI 2.1 compliant PCなので認識すらされやがりませんでした(血涙)。

大 枚はたいて購入した高級なNICを使わないのも忍びないので、Tiger MPXに突っ込むことにしました。3C2000-Tは66MHz PCI対応なのでTiger MPXの64bit/66MHz PCIスロットに突っ込めば32bit/66MHzで動作するはずです。つまりGbE上等なシステムに早変わり!

というわけで早速インストールしてスクリーンショットを取ってみました。バススピードはしっかり66MHzになっています。これでAthlon MPデュアルマシンのGbE対応は終了です。

しかしファイルサーバはNICのパワーアップもおぼつかなくなりつつあるか(USBのNICという手段もあるけど、あれは480Mbps止まり)。そろそろシステムをアップグレードしたいなぁ。PCI-Express x1のGbE NICも秋葉原で見かけるようになったことだし、ここらでCPUとマザーボードをどーんと……アップデートできる懐具合じゃ無いんだよなorz。

2005/08/05

ユーザー登録完了

eTrust AntiVirusは登録済みだったが、本日晴れてeTrust PestPatrol AntiSpywareの登録も完了。ついでにメンバーログインもできるようになった。やれやれ。

2005/08/03

ディスプレイ買った。

NEC三菱ビジュアルシステムの「RDT1711VM BK」というLCD。下から2番目くらいのモデルらしい。選択基準は大体以下のとおり。

2系統入力で、最低1系統はデジタル入力であること

アナログ1系統だけだとどうしてもKVMスイッチを挟みたくなるのだが(つねおは自室にPCを2台所有)、この手のデバイスをかますと例外なく画質は悪化する。したがって2系統入力は必須。さらに、昨今のビデオカードはアナログ出力の劣化が著しいため(NumberNine Visual Technologyもな無くなってしまったなぁ…)、常用する場合はDVI必須。

反応速度がそこそこ速いこと

反応速度については、大体25ms/16ms/12ms/8msの4通りのモデルが存在する。当然速ければ速いほど動画再生に向いているわけだが、お値段も張る。LCDはCRTと表示原理が違うので、リフレッシュレートなんてそれほど高くなくても構わないが、さすがに60fpsの動画がダメというのはちょっと切ないものがあるので、25msはヤダ。そこで「16ms以下」を目安とした。

SXGA必須

今まで15インチCRTでXGA(1024x768)を常用していたので、やっぱりそれより広くないと。アスペクト比を考慮すると1280x960が良いのだが、このディスプレイ設定だとたいていのディスプレイ(1280x1024まで対応)でスムージングがかかるのがよろしくない。

販売価格3万5千円以下

貧乏人ということで。

そんなこんなであれこれ近くのYドバシカメラで見て回った結果こいつが目に止まったわけ。画質もそれほど悪くないので値段相応な買い物ではあったのだが、いくつか不満も。

どうせ使わないのでスピーカー不要

このディスプレイにはスピーカーもついてくるのだが、はっきり言って要らない。そんなものより入力切替連動のキーボード・マウス切り替え器とかUSB切り替え器でも内蔵してくれ。百歩譲ってただのUSBハブでも可。DELLのUltraSharpには付いてくるぞ。

擬似フルカラー

リアル24bit表示のLCDに比べると、やはりグラデーションとかの表現はちょっと見劣りする。

縦画面表示未対応

90度回して縦長表示できない……縦スクロールシューティングの名作「レイフォース」をサルのように遊び倒せるのにッ!!

2005/08/02

これもまた。

仕事に関連して(というのは建前で単なる趣味で)Computer Associatesの「eTrust EZ AntiVirus 2005」および「eTrust PestPatrol AntiSpyware 2005」を導入してみた。McAfee VirusScanと違って定義ファイルのアップデートは専用アップデータなのがいいが、気になる点も。

EZ AntiVirusはアーカイブファイル・圧縮ファイルのサポートが甘い

7-Zipはともかく、bzip2の中をスキャンできないのはダメなんじゃないかな……と思ったが、考えてみればSymantec AntiVirusもbzip2と7-zipがダメなので、競合他社と同程度にはサポートしているとも言えるな。McAfeeは試した範囲では7-zip以外オールOKでしたが。

ユーザー登録システムがタコ

EZ AntiVirusは首尾良くユーザー登録までこぎつけたものの、登録確認メールが届いているにも関わらず、CAのオンラインストアへのログインが一度たりとも成功しない。EZ AntiVirusのあとに登録しようとしたPestPatrolにいたっては登録すらできない……ブラウザ(Firefox)のせいを疑ってみたが、IE6でやり直してもダメときている。頭に来ることに「パスワード忘れたから教えてくれ」フォームを使うと、きちんとパスワードを教えてくれるメールが届きやがる(怒)。さて、どうしたもんだかなぁ。

2005/07/28

どうやら26日発売だったみたいで。

買ってきました>千マイル急行(上)。 …セイオの次はテオ坊ちゃんが主人公ですか。いい感じにコントラストを作り出しておりますね。

2005/07/26

そいで結局のところ

「疾走!千マイル急行」(小川一水)はいつ出ますか>朝日ソノラマ。 「7月下旬」発売って…もう下旬も折り返し点を過ぎましたぜ。

2005/07/24

Book Review: 小川一水「こちら郵政省特配課」 & 「追伸 こちら特別配達課」

お話の内容はこんな感じ。
三河の田舎で郵便配達員をしていた八橋鳳一は不正を告発して配達員を辞めるが、学生時代の恩師から郵政省本省での仕事に誘われる。オフィス・パソコン・エリート…期待に胸を膨らませて郵政省のビルを訪れた彼を待っていたのは、予算青天井・採算度外視で一、郵政省の面子のために・二、採算度外視で手段を選ばず・三、民間よりも速く配達するための"郵政省郵務局特別配達課"の、一癖どころか二癖も三癖もあるような面々だった。パソコンやエリートとは無縁な額縁入りの現場仕事…夢と現実のギャップに唖然とした彼だったが、お子様でじゃじゃ馬な美女の上司「桜田 美鳥」の元、持ち前の反骨精神と悪知恵で日本全国津々浦々のさまざまな郵便物の配達に邁進する!

俺は良くできたバカ話は大好きで、そういう点からするとこの2冊はたいそう良くできていますが、それはひとまずさておいて、ツッコミどころもあちこちにちらほらと。読み始めるとすぐこんな記述が。

総じるに、美人である。プロポーションも、絶対的な数字は少ないが均整が取れている。縦方向に四分の五倍角をかければ、モデルで通るだろう。

縦にだけ5/4倍するとモデル体型っつーことは所謂「トランジスタグラマー」という体型なのではないかと思うんですが(それはそれで萌えるという声もあるかも知れないが)。あと、同じページにはこっそりガンダムネタもあったりして、あざといなぁとちょっと引いたり。

他には競馬の東京優駿(日本ダービー)に出走する馬のことを「ダービー馬」って呼んでたり(日本ダービーの優勝馬がダービー馬じゃないかな)、続編の「追伸 こちら特別配達課」では一次曲線なんて珍妙なアレ(一次曲線って…一次は直線だぞ)も。修行が足りていないなぁというか、所詮はライトノベルと言うか。

さて、いよいよお話の内容について。この話を構成しているのは大体3つの要素だと思っといて構いません。

  1. 親方日の丸万歳
  2. 現場根性
  3. テクノロジー萌え

主人公たちは危篤の老人の最期の願いをかなえるために家一軒丸ごとを病院の前まで皇居の中を突っ切って(!)運んだり、特殊な伝染病のワクチンを運ぶために東京の大深度地下に敷設されたリニアモーターカーで突っ走ったり、月宛の手紙を月面に配達するためにH2ロケットに小包を便乗させたりという荒唐無稽の限りを尽くすわけで、こういうスケールのでかい馬鹿ができるのはジャパニーズ公務員ならではですが、同時に彼らは公務員であるが故に事勿れ主義の硬直した官僚機構にも悩まされます。そういう障壁を差出人と受取人のために、特配課の面々の持ち前の現場根性(と主人公の悪知恵)で突破していく痛快さがこの作品の醍醐味なんですが、こういう視点は他にはありません。作者の着眼点の巧みさが光ります。

そしてテクノロジーについては特配課が使用するコンバータプレーン・郵便新幹線・リニアモーターカー・スパコンなどの途方も無く充実した装備や、お話のネタであるH2ロケットや家の輸送(日本の土木技術は世界トップクラスだそうで)や伝染病対策などなどで熱く燃えることが出来ます。

「追伸」では主人公たちが民営化される郵政省でリストラの痛みに苦悩し、最後に「郵便配達」という縄張り意識を捨てて「配達」に生きがいを見出すという成長のドラマがあり、主人公と美鳥の恋愛があり、ライトノベルのツボはきっちりとソツなく抑えています。登場人物も魅力的ですし、まず1級品の出来でしょう。くどいようですが勢いで書いたような節があって(もともと作者はめちゃくちゃ筆が速い)粗が目立ちますが、根性が曲がってないとそんなの気が付かないし無問題ッスよね!

しかし「こちら郵政省特配課」は現在品切れ中で再版予定が未定なんだよなぁ(俺は近所のブックオフでセコハンを入手)。小川一水もだいぶ有名になったことだし、そろそろ重版かけません?>朝日ソノラマさん。

2005/07/10

と思ったら。

なんだサムネイルの大きさだったのか。 だったら900KBもあるような画像をアップするんじゃなかったな。

2005/07/09

Blogger Imageだとぅ?

というわけで早速テスト。 これが小の画像。…むぅ、見づらい。

2005/06/15

ついに心臓まで

風邪を引いた。病院に行った。聴診器を俺の胸に当てて医者が一言。

「不整脈出てるね」

…そうか、不整脈か。自覚症状は無いがいよいよ冥土に一直線のコースかなorz。まぁ、死ぬ前に一度でいいから「メイドに一直線のコース」にも乗ってみたいところだ(別にメイドフェチではないが)。

2005/06/08

いくら所属がクライアントチームとはいえ

ウイルス対策はサーバもクライアントも俺が担当なんだよ!その辺わきまえてちゃんと事前に連絡取れよ! 別に俺ぁ「動作検証ヤダ!」なんて言ってねーんだからさ>サーバチーム。 いきなり何の断りも無しにグループポリシー適用して客先に納入済みのサーバで不具合起こすんじゃねー!! トラブルで小言食うのは全部俺なんだぞチキショウ! ミーティングで俺のせいじゃない不始末で吊るし上げ食ってウンザリ。 くそ、なんぞ癒されるイベントは無いものか。

2005/05/22

イラク邦人行方不明事件について

いくつか論評しているサイトを見て回った。で、思ったことをつらつらと。 右方面の人たちが醜態を晒している「イラク邦人行方不明事件」(←本人がどういう状態でどこにいるか定かではないので、一応こう呼んでおく)。去年NPOなどの方々がイラクで人質になった時、右よりの連中は「自業自得」だの「自己責任」だの「自作自演」だの散々な物言いで集中砲火を浴びせていたもんだが、今回はそういう主張は影を潜めている。この一年で蒙を啓かれたか、自分たちがお気に召した人間が同様の目に遭って、以前の自分たちの言動の愚かさを自己批判でもしたのか。実に興味深いところだ。さっそくGoogleで検索してめぼしいところを回ってみた。 ……ヤツらの思考水準が向上したなんて期待した俺が甘かったよorz。ヤツらの判断基準はただひとつ「テメエらの判断基準に照らしてカッコイイ→自業自得でもオッケー、カッコワルイ(特にサヨクとかN[PG]Oはカッコワルイ)→自業自得だからNG」これだけ……度し難い連中だ(嘆息)。連中が今回「自己責任」を叫ばないことを自己正当化する理屈は大体こんな感じ。
件の人物はたたき上げの職業軍人で、万全の準備をもって事に臨んだのに攻撃を受けた。だから見通しの甘かった去年の連中とは違うんだ!!
…はぁ!?結果として行方不明なり人質なりになってしまった(命にかかわる重傷を負っているという説もある)のであれば、それは結果的に「準備が万全ではなく」「見通しが甘い」というのではなかろうかと、私なんぞは思うんですが。件の元自衛官氏だって、攻撃を受けてもいいとか思っていたわけじゃあるまい? ついでに、これも去年の件で右の人たちが放言していたとおり「今のイラクに出かけた時点で見通しが甘い」よな。なんてったって天下の外務省が退避勧告を出してるんだぜ?NPOの連中も準備が足りなかったことはもちろんだけど(日本のムスリムから現地にコネを作ってもらうとか、いろいろとやりようはあったはず)。 もっとも、イラクの人間と同様に彼の人命も尊重されるべきだから、元気な姿で日本に帰国してくれることを祈っているんだが。

2005/05/21

なんだこりゃ。

Windowsの大掃除でPCを再セットアップ、したのはよかったのだが…PCで音楽を聴いているといきなり再生が一瞬止まり、はなはだ不愉快。BGMというものは聞き流すに適していなくてはならないため、謎の雑音とか音飛びが発生すると興味がそっちに行って本業がおろそかになってしまう。よろしくない。 ところで、その音が飛ぶ環境で何を聞いているのかというと、最近はもうひたすらにPSY・Sだったりする。元はといえば俺の兄貴が大昔(90年代前半)に「altas」なんぞ聞き狂っていたのだが、最近ふと気まぐれで「atlas」および「GOLDEN BEST」を買って聞いてみたところ「be with YOU」が思い切りツボにはまってしまいました。 …しかし、こういうエレポップはいかんともしがたく好きだなぁ俺。

2005/05/13

ぐわぁヒデェ目に遭ったぜ。

ほんの気まぐれに(GW中は風邪で引きこもって暇だったので)ファイルサーバのOSをKnoppix 3.7からFedora Core 4 Test2に変更してみた(FC testはサーバには向かないのだが、それを言うならKnoppixだって大差無いわけで)。最近のカーネルは標準でXFSをサポートしているというのに、KnoppixはLVM2を(LVM1でも良かったんだが)いきなり消してくれたので、構築が億劫になっていたのだ。しかしディストロを移行するというのはなかなかな難事だ。何しろ一からサーバ立てるのなんて2年ぶりである。

はまったドツボは以下のとおり。

  • FCのマルチバイト処理はUnicode(UTF-8)ベースなのでKnoppixから移行したファイルは文字コード変換必須。
  • smb.confを紛失し(…USBメモリにコピーしたのにいつのまにか消えてた…)、SWATで一から作る羽目に
  • hosts.allowを書き忘れて構築し「ネットワークが見つかりません」攻撃で撃沈。UDPは通るので共有は見えるのだが、TCPが通らないので共有の中身が見れないということらしい。

で、あれやこれや散々弄くった挙句、やっと本日サーバが復旧。長かった…。Fedora Coreに言いたい文句も幾つか。

  • 論理ボリュームを認識してくれているのに、なぜかマウントポイントを設定できない。ついでに言うとパーティションが切られていないからとフォーマットしてくれそうになる。危うくデータの入った論理ボリュームをすっ飛ばすところだった…。
  • Cannaが標準でインストールされるが、困ったことにGnome-Terminalから日本語を入力する手立てが無い。

PCで遊べないとなると相当手持ち無沙汰なのでこの間に本と漫画を5冊ほど購入・読破してしまったぜ。

2005/05/04

げほげほズルズル

カレンダーどおりの出勤は大いに結構なのだが、体調が悪くて仕事にならない。食欲が無く、固形物を食うと食道から先に行かない感じ(無理やり送り込めなくもない)。寒気がする。筋肉が痛い。咳が出る。 結局、自己診断の結果は「風邪」。2日ほど寝込んだところ、やっと寒気が無くなって食欲が戻ってきた。 ただ寝ているのも芸が無いので、洗濯とかファイルサーバのカーネルアップデートとかをやってみた。2.6.8以降でストレージデバイスの扱いが変更されたせいか、相変わらず手持ちのDVD-RAMドライブ(IDE-USB変換して外付け化)がうまく認識されていない。こまった。これがUSBストレージデバイスが軒並みダメという状態なら諦めがつくのだが、この外付けDVD-RAMに限りダメなので諦めがたいものがある。ちょうどLinux 2.6でのデバイスの取り扱いについて学びたいところでもあるし。

2005/04/24

あれ?ちゃんとビルドできるじゃん。

えーと、MinGWでOggencをビルドする件ですが…うまく行きました。
  • cygwinと違って_G_config.hは無いので、os_types.hを書き換えてやる必要がある
  • setbinmode()関数なんてMinGWには無いので、空の関数を作るなり#defineで空にしてやるなりという手を講じる
  • そして今回判明した超重要なTIPS「/usr/libとかにライブラリを入れてもconfigureスクリプトが認識してくれないので(--libdir=/usr/local/libとかやってもダメ)、configureは常に--prefix=/mingwで実行すべし」
  • vorbis-toolsのconfigureが吐くmakefileは何故かflac.oをoggencにリンクしないため、リンクエラーが出る→configure後にMakefileを書き換えるべし
  • liboggのmake中に「main.c : undefined reference to WinMain@16」というリンクエラーが出るが、これはDLL絡みのエラーなので、全コンポーネントを構築する際にconfigureに--enable-shared=noを渡してやれば無問題(dll作りたい人には大問題だけどさ)
という点に留意しつつlibogg→libvorbis→flac→vorbis-toolsの順でコンパイルしていけば、つつがなくMinGW + MSYSでコンパイルが終わる模様。一応これでFLAC→Ogg/Vorbis変換をそれなりに高速にこなせるようになったわけだ。これで準備は万端だ。 …あとは「Ogg/Vorbis再生中に突如プレイヤーが再起動してしまうiAudio G3」のファームウェアが何とかなればOKだな。堪忍袋の緒が切れて叩き売らないうちにFIXしてくれよ>COWON。

2005/04/17

国威が問われる反日暴動への対処

いや、日本政府に断固とした対応を求めるとかいうことじゃなくて、問題は中国の政府と国民なのだけど。 今日テレビを見ていたら、デモで好き放題やってる連中のあまりにステキな台詞を聞いて呆れ果てた。いうまでもなく「愛国無罪」という台詞のことだ。あのね、愛国心で自分の狼藉を正当化するようになっちゃおしまいだよ?いや、日本人にもそういう屑がいるというのはよ~く知ってるけど。 きっと60年前に南京の近辺(に限らずいろいろなところ)で現地人を虐殺した日本の兵隊たちも愛国的行動としてそれをやっていたんだろうと思うんだけど、君らがそんな連中と同じレベルにまで落っこちてやることはあるまい?日本人を蔑視するのも良いけど(俺たちは小泉みたいな欠点だらけの政治屋を選んでしまう、先進国と呼んでいただくのも気が引けるような国民だというのは確かだからな)、積極的に同じレベルに落っこちて泥仕合をするような人たちに、日本人を蔑視する資格は無いぞ。 領事館に狼藉を許した中国政府も恥ずかしい。日本が過去に何をしたかはさておき、中国政府って一応日本と国交を樹立してて、今のところ断絶する気は無いんだろ?だったら、外交官がいる施設に暴徒が狼藉を働くのを黙ってみてちゃいかん。今回の件で「まだ中国には国際社会の常識ってものが無いな」と見られても仕方が無い。こういうところで「国威」ってのが問われるんだぜ? おまけにこの件、放っておくと日本国内の対中強硬派が調子に乗りだしてODAの削減(実際、外国に金を出してやれるほど日本の台所事情は明るくない)とかを言い出すだろうけど、それは君らにとって都合が良いのか? ここらで一つ、中国4千年の「オトナの対応」ってヤツを俺たち日本人に見せてやってくれよ。

2005/04/16

幸村誠「Vinland Saga」

水曜日は風邪引いて寝込んでた。で、木曜日コンビニで「週刊少年マガジン」を手にとってみたら…。なんとまぁ幸村誠が連載を始めているではありませんか。早速読ませていただきましたが…少年漫画誌にこんな骨太な作品が載りつづけるのかなぁ? もともと左巻きで、おまけに漫画読みとしてだいぶ「いい歳」になりつつある「俺」にはたいそう面白いわけだが…ガキにこの味がわかるんか?雑誌移るのは構わんけど、連載打ち切りだけは勘弁してくれよ!? やり遂げたら10年間は漫画の神様扱い確定だぞ。頑張れ幸村誠。

2005/04/15

やっぱりダメかい>iAudio G3でOgg/Vorbis。

昨日に引き続いてあれやこれやと手を入れて(結局FLACは諦めた)oggenc.exeを構築。 Windowsマシンに転送していざ起動…ををっ!!オフィシャルサイト版より2倍ほど速いぞ。 …でも、バイナリ比較してみたら最適化ありと無しとで随分違う。むぅ。 で、ビットレートを固定したOgg/Vorbisもつつがなく作成し、本来の目的であるiAudio G3での再生を試してみた、のだが…やっぱりダメでした。 つつがなく再生できるデータもある反面、てんでダメダメな(礼によって再起動を頻発する)データもあったり。とっととファーム出せ>COWON。Vorbisはお国の人が作ったコーデックだろ!

2005/04/13

「俺は欲しくないからお前にやる」と言いたい。

対米追随路線まっしぐらの日本政府がまたしてもロクでもないことをやらかしてくれるようです。 asahi.comの記事「米第1軍団司令部の座間移転、政府が受け入れへ」によると、政府は地元の反対そっちのけでアメリカ陸軍第1軍団司令部をキャンプ座間に受け入れる意向だそうで。 冗談じゃない。司令部なんかこられた日にゃ、座間は格好の的じゃないか。そういう施設は首相官邸の隣にでも誘致してやれよ。少なくとも俺は米軍施設なんて要らないからさ、欲しい人に進呈するよ。 …もっとも、座間市は財政が火の車なので、補助金の額如何では市長は熱烈歓迎するかもしれないが。 憂鬱だ。

iAudio G3その後

本日は仕事はお休み。明日からは尻に火がつくなこりゃ。 ここ数日は4月に入ったというのに1日中10℃以下なんて異常な天気なので、流石に風邪を引きました。 日曜日の異常な暑さにぶち切れてスーツを合物(春夏秋用)に換えたのもまずかったわけですが。 さて、薬もキメておとなしく一眠りした後は色々と調べ物。 一度はOgg/Vorbisを諦めて「午後のこ~だ」でMP3な生活を送ろうと決めたのだが、その後各方面での調査の結果、Ogg/Vorbisの再生の 不具合はVBRの処理がダメダメだからだ、ということを小耳にはさんだ。確かに現在はfoobar2000のOgg/Vorbis encoderで「-q 5.0」などとオプションを指定してVBRでエンコードしていた。しかしfoobar2000では固定ビットレート(正確にはOgg/Vorbisには固 定ビットレートは存在しないので、平均ビットレートを指定するのだが)でのエンコードは出来ない。しかたがないので久しぶりに公式サイトからコマンドラインエンコーダを引張ってきて 「oggenc -b 160 -o foo.ogg foo.wav」とかエンコードをかましてiAudio G3に転送し、再生してみた。 いきなり再起動することもなく再生できているではないか。これは大変喜ばしい。 問 題は公式サイトのエンコーダは半端じゃなく遅い、ということだが、既にMinGWはインストールしてあるので、ここらで一つAthlon MP最適化バージョンを自前でビルドしてみるかな。…と思ったけど、configureでいきなりこけたので、Linuxの上でクロス開発を行うことにす る。 とりあえずapt-get mingw32でMinGW32を入れてはliboggからビルドして見たものの、_G_config.hが無い!などと怒られてしまう。どうやら Cygwinのヘッダを探しに行ってドツボにはまっているらしいので、ヘッダファイルを弄くって書き換える。詳細はコチラのWebページに詳しい。 さて、つつがなくコンパイルが終わってDLLを作成…できない。エラーが出る。まぁ、別にエラーが出ようが出るまいがDLLを作る必要は感じないので configureのオプションに--enable-shared=noをつけてやり直し。うまく行く。続いてlibvorbisを構築し(これはDLL さえ作らなければ普通にコンパイルできる)、vorbis-tools(oggencとか)のconfigureをかけたところでflacを入れ忘れたこ とに気づき、慌ててダウンロード。これまたDLL抜きでへろへろとコンパイルをしたところ…リンクエラーだよorz。

2005/03/31

やっぱりOgg/Vorbisは鬼門かよ…。

オイラもついにシリコンオーディオプレイヤーなるものを購入いたしました。iAudio G3とかいうヤツの1GBモデルなんですが…ちょっと商品の選択をしくじったかも判りません。 1GBモデルにした理由は、ヘヴィな音楽聞きだからではなく「そんだけありゃたいていのブツ(CD-ROMのisoイメージとか)は収まるだろ」という怠惰な理由によります。 エンコーダのライセンスでがたがたするのにウンザリしているので、音楽用コーデックをOgg/Vorbisにしたくてコイツを購入したのですが…Oggファイルの再生中に頻繁にプレイヤーが再起動しくさります(涙)。 MP3ならマトモに再生できるみたいなんですが、それじゃ無意味だし。ネットで調べてから買うべきだったか。無念。 しょーがねぇから「午後」でも落としてきて使うかなぁ。気は進まないが…というか、そもそもMP3鳴らすだけならもっと安い製品もあるというのに。Fuck!!

2005/03/15

久々にダメゲー中毒者の血が!

久しぶり…でもないな、3日に某メジャーなギャルゲー(っていうか「サクラ大戦4」)を発売日に即買いしたから…2週間ぶりくらいにパソ屋に寄ったら、またしても俺の心の琴線に触れるアレなパソゲーがありましたよ。 エロゲコーナーには敬愛するさっぽろ画伯が原画を描いている「ラストストーリーはあなたへ。」も売ってましたが、件のゲームはそれじゃなくて「ホワイトダイヤモンド2」(システムソフト・アルファ)。 「ホワイトダイヤモンド2」というと、あの「ホワイトダイヤモンド」の続編ということになるわけですか?…キャラデザインに大御所を起用した割にさっぱり売れず、処分品セールで新品を叩き売っていたことで印象に残る(俺は2000円で買ったが相場より少し高かったので後悔した)”あの「ホワイトダイヤモンド」”の!? これはぜひとも遊んでみたい!!…でもまだ一応新作なだけあって、値段がこなれてません。 前作が前作だから処分品セールが要るほどお店で仕入れるとも思えないし。これは久しぶりに買い時の見極めが難しいゲームになりそうです。 久しぶりに心躍る作品に出会いました(心踊らされるポイントが致命的に間違ってるよアンタ>俺)。

2005/03/12

風邪引いた…。

どうも仕事中に悪寒がしたりくしゃみを連発したり、朝起きられなかったり(…これはいつもか)などなどの風邪の諸症状が出現したので、木曜日に仕事を休んで病院に行った。時節柄インフルエンザかと思ったのだが、検査の結果は「普通の風邪」だった。 体力が落ちてへろへろなのに、外でウイルスを拾って風邪とインフルエンザのダブルアタックなどという事態はご免蒙りたいので金曜日もお休み。ひたすら安静にして休養に努める。 土曜日。…さすがに病人生活も3日目に入ると退屈でしょうがない。しかも風邪の症状は大分軽快している。思い切り暇なので、ファイルサーバのOSをリプレースしてみた。 /etcをバックアップし損ねてSambaとDHCPの設定が全部パァになった…のだが、SWATからぽちくりぽちくり設定してあっさり復旧することができた。単にIP振るだけならDHCPの設定なんぞ簡単だし。 ついでにWindowsマシンのビデオカードのドライバをバージョンアップしてみた。

2005/03/03

桃の節句に

「サクラ大戦」とはこれ如何に? というわけで「サクラ大戦4」買って参りました。 さっそくインストール、じゃなくて「CD革命Virtual 8」で取り込みを始めたのですが…。 コピーガードきつくなってますかね、こりゃあ。

2005/03/01

3月ですね。

今書いてる設計書をとっとと仕上げてのんびりしたいもんです。 ストレスと運動不足で太ったので、夏までに体重を落としたいし。 …まぁ、帰ってくるなりPCの前で「下町のナポレオン」など飲んで酔っ払ってるようじゃ軽量化は夢のまた夢なんだけど。 いきなり話が変わりますが、コンビニに入るなり松任谷由美の「春よ、来い」を聴かされて呆れてしまいました。アレは「春聴く歌」ではありません。歌詞を聞けば判ると思いますが「春よ、遠き春よ」と(おそらくは冬の最中に)春の到来を待ちかねる歌ですので、春も間近になってから流すのは間抜けの極み。 春の歌といったら…学校の合唱コンクールの定番曲「黒い瞳」とかだな、というかなんでそんな失恋の歌を真っ先に思い出しやがりますか俺の脳。

2005/02/27

…Flash見れません

ディスクも瀕死の状態です。こまった。 というのはさておいて、0.9.3の時代からWindowsマシンで延々使い倒しているプロファイルでMacromedia Flashが見られなくなってしまった。色々と調査を行った結果、FlashBlockがなにやらmimetypes.rdfを弄くっていたのが原因らしい。 新しいmimetypes.rdfをコピーして一件落着。 しかし忙しいのは何とかならんかな。 今週は「サクラ大戦4」が出るので、3月3日は定時で退社することにしよう。

2005/02/13

最近はプリン喰ってます。

それも大量生産の「プッチンプリン」とかそんなヤツ。 あのチープな味わいが妙にお気に入り。 それはさておき、仕事が佳境に入ってるから明日からは残業連発だなぁ…。 職場では現在「個人情報保護法施行への対応」とやらで外部記録媒体が軒並み使用禁止になっている。もちろん代替手段があればとやかく言う気は無いのだが、掛け声(「使用禁止だっ!!」)だけは勇ましい反面、お金が要ること(暗号化機能付きUSBメモリの配布とか)は軒並み後回しにされており、仕事がきわめてやりづらい。テスト環境のウイルス定義ファイルはアップデートが面倒くさいのでかれこれ1ヶ月以上も放置してある。もっとも、閉じたネットワークなのでウイルスが蔓延してもそれほど困りはしないのだが。 テスト用にeicar test fileウイルス(ウイルスとは名ばかりのまったく無害なプログラムなのだが…)を作成したら管理サーバにアラートが飛んで管理者が駆けつけてくるとか、変なところで大げさなんだよな。そんなの内線電話で確認してくれりゃ一発で判るじゃないですか。

2005/02/07

しにました~

声の出演:綾瀬恵那というカンジで。

先週はマヂでしんどかった。胃腸をぶち壊して会社を三日も休んでしまったよ。

事の発端は火曜日の夜。帰途についたのだが足腰が立たない状態の半歩手前。家に帰ってからは例によって腹の調子が滅茶苦茶悪くてダウン。

以後5日間ほど粥だの雑炊だのしか口にしておりません。力入らんっちゅーねん。

2005/01/30

レベル99への道

「ファンタシースター 千年紀の終わりに」でレベル99を目指して苦闘中。

現在Lv72。完全に戦闘がルーチンワーク化してしまい退屈の一言。もっとプロトファルスがたくさん出てきてくれないとレベルが上がんないよう(涙)。

2005/01/23

笑わせてくれるぜNHK

晩飯を食いながらテレビを見ていたら、戦後60周年企画とやらのNHKスペシャルをやっておりました。憲法について何回かに分けて、さまざまな意見を紹介 しながら議論していくんだそうですが…「お前らには憲法より先に議論すべきことがあるだろうが」と突っ込みを入れたくてしょうがない。この時期、貴様らが 真っ先に議論すべきは「放送法」だろうが。

「まず隗より始めよ」と中国の偉い人は言ったし、ざっと2000年前に生きていた父親不明の おっさんは「自分の目の中のはりを取り除けない者に、どうして他人の目の中のはりを取り除けようか」みたいなことを言った(うろ覚えもいいところだが)。 これらの格言を踏まえて、最優先で率先垂範して放送法の改正に向けて世論を喚起すべきだろうと思うんだがなぁ…自浄能力の無い自称「公共放送」にリードしてもらわなきゃ憲法改正の議論もできないほど、この国の人間のお頭は悪くない。悪くないはずだ。できれば悪くないといいなぁ。

テレビ受像機を所有する全ての世帯はNHKと受信契約を結ばなくてはならないなんてトンデモな法律の上に胡座かいて、戦前は政府の御用放送局だったことについての反省も無しに戦後60年を過ごして、すっかりボケボケになったってワケだ。戦争したくて(正確には「兵隊を前線に送り出したくて」)しょうがない「平和ボケ」の政治家どもといい勝負。

メールやファックスで「憲法について」じゃなくて「放送法について」どう思いますかって意見を募集してみたらどうだ?きっと耳に痛い意見がしこたま集まることだろうぜ。

最近は政治家に放送内容にクレームをつけられて放映を止めたの止めないの、クレームがあったのなかったのと朝日新聞社と揉めておりますが、そんなの躍起になって否定したってしょうがないでしょ。君らが政府の御用放送局だってことは事実なんだから、非の無いところに(しまった誤変換だ!)煙は立たないもんだよな。仮に今回の件が事実に反しているとしても、君らが口にする「公正中立」だの「不偏不党」なんて言葉がヘリウムより軽く、粒子加速器の内部より空虚だってことは、この国の人間にとっては常識の一つなんだから。朝日新聞が捏造報道を行ったとすれば、なかなか迫真のうまいネタで捏造をやってのけたもんだ。朝日新聞グッジョブ!

仮に政治家からクレームがついたところで、本当に「公正中立」で「不偏不党」なら何の問題も無かっただろうしね。「公正中立な番組作りをお願いしたい」とか言われたら「はぁ。我々は常に公正中立に報道活動を行っておりますが?」と胸を張って答えれば良かったのだし、ついでに「衆議院議員の何某がかくかくしかじかの番組について『偏向しているので放送を中止していただきたい』と申し入れ」とかニュースで放映したら、さぞかし良いニュースのネタになるだろうに、残念でしたね!!ご愁傷様。

2005/01/21

PILのWin32 pre-built binary for Python 2.4が出ない…。

アレが無いと自作のスクリプトでテーブルアートの出力ができない。 最適化版Firefoxの有り難味を計測するベンチマークを取れないし。うーむ。

2005/01/09

皆で使おうブロードバンド!

それは大いに結構なんですが、回線業者の選定は俺の仕事ですかorz。

定年を迎える親父が「光ファイバーを引く!」とか言い出したのであるが、色々とややこしい要件を出してくるんで困り果てている。

いわく「メールとウェブは当然として、囲碁とか将棋とか麻雀とかネットワーク対戦やりたいんだよ!」だそうで…つまりはグローバルIPをくれるところをご所望ということですね?あぁ面倒くせぇ。

…いや、私もグローバルなIP(できれば固定)は欲しいんですけどね(爆死)。好き勝手に弄くれるWebサーバが欲しいし(PythonでCGIを書きたい)、BitTorrentも使いたいし、もちろん隙あらばゲームもしたいというわけで。

TEPCOひかり
TEPCOひかりは一つのダイナミックIPアドレスをNAPTで共有するみたいなので、「ゲームやるんだ!」との強いご要望がある親父のご意向には沿いがたい。回線速度はでかいらしいのだが。
Usen
サービスエリアの外でした…orz。固定のグローバルIP5個くれるし、結構そそるんだがなぁ。
B-Flets
複数の契約者で回線を共有するのが痛い。ベーシックタイプとかハイパーファミリータイプならいいのかもしれないが。悩みどころはPPPoEのセッション数が2しか無いということか?PPPoEクライアント機能付きのブロードバンドルータを使えばセッション数は気にはならない…のだろうか。

ブロードバンド事情にイマイチ疎いため、どうにも選定に時間がかかるなぁ…Usenのサービスエリアでないのが実に残念です(涙)。

2005/01/06

なーんか死ぬほどダルいんですけど。

やっべぇなぁ。俺鬱か? というか、師走の頭に風邪を引いて以来どうにも体調が優れない。 すっぽんの生き血とか朝鮮人参を試すときが来たのか?まだ20代だというのに…。