なんだか27日以降全然ダイヤルアップできねーぞ!!というわけで非常用のWillcom W-ZERO3から投稿。今年は体調不良で冬のアレゲ祭りも行けずじまいだったし。来年はもちっとマシなコンディションで過ごしたいもんだ。
2007/12/31
2007/12/23
なんとか計画は作った。
とりあえず自宅システムのアップグレードについては大まかな方針が固まった。
現在メインマシンとして使っているAthlonMPデュアルプロセッサマシン「悪役弐号」は、IDE RAIDアダプタの代わりにSATAアダプタを取り付けてディスクアレイを移植し、ビデオカードをRADEON 9600PROから電気食わなくて熱くないSavage4に交換した後、「悪役壱号」に改名してファイルサーバとして使う。今はPCI-Express環境でソフトウェアRAIDなファイルサーバをやるには(4ポート以上あるSATAアダプタの選択肢が極端に少なくて)時期尚早なので、64bit/66MHzのPCIバスを2本使えるTigerMPXにがんばってもらおう。ただし、この構成だとビデオカードはともかくAthlonMP2個が電気を馬鹿食いするので、PCI-ExpressのSATAアダプタにまともなの(Promise SX8のPCI-Express版とか?)が出てきたら、遅滞無くPCI-Express環境に移行して省電力プロセッサを採用する。現在ファイルサーバをやってる「悪役壱号」からはマザーボードとCPUとメモリを取り外して全部処分。この機械はプロセッサ性能には特に不満は無いが、メモリがDDRってのが致命的。現在DDR2メモリの価格が大暴落してDDR-400の1GBよりDDR2-800の2GBの方が安くなってる体たらくなので、DDR-400のメモリを増設してまでSocket939を使うのもアホらしい。
Windowsを動かしてゲームしたりWeb見たりメールやり取りするのに使うマシン「悪役弐号」には、Athlon64 X2とAMD770チップセットのマザーボード、それにRADEON HD2600XTあたりのビデオカードを組み合わせて構築することにして、メモリは買い置きのを使う。
来月にメインマシン用のCPU・マザーボード・ビデオカードを調達するとして、予算は5万円と言うところか。
年末年始はゲーム買い込んでゲーム三昧したかったなぁ……。
2007/12/22
インストールできん
VMware Server 1.0.4をDebian GNU/Linux 4.0r1(etch) AMD64にインストールしようとして大ハマり中。
X Window System関連の共有ライブラリが軒並み検出できていないため、ライセンスキーの入力やらGUIクライアントの起動やらに軒並み失敗してしまう。もちろん「共有ライブラリをインストールしてませんでした」などという粗忽な失態は晒していない。困ったもんだ。
ついでにDebianも困ったもので、ブートマネージャとしてgrubをインストールしたら「ルートパーティションが見つからない病」にかかってしまった。ブートディスクは標準のSATA HDDなんだけど、もう一つIDEのHDDをPromise Ultra100TX2経由で挿してるというなにやら変なハードウェア構成が良くないのかも知れないけど。
ここは一つ、IDE HDDにインストールしてみようか。
2007/12/21
2007/12/16
どうしたもんだろか
メモリがあまりに安かったので衝動的に8GB買っちゃいましたorz。メインマシン(Web・メール・ゲーム機)は32bitのWindows XPでしか動かさんから、メモリなんぞ8GBはおろかその半分の4GBでも十分すぎて不具合が起きるかもしれないってのに。ゲストOSがBSoDやらハングアップの嵐というProLiant ML115のメモリを換えて試してみるのも有意義なことだと思うが(でもmemtest86+を24時間完走してるしホストOSはカーネルパニックとかと無縁だし、可能性は低いような……)、それが終わるとパーフェクトに用済みになるなぁ。どうしようか。
とりあえず来月ハードウェア(の大半)を導入するメインマシンをアップグレードする予定なのだが、再来月にファイルサーバをアップグレードすることにして、そいつに8GB積んでしまうかな。
2007/12/13
困ります、一水さん。
わたくし「つねお」が最近熱く激しく愛読している理系ファンタジーなライトノベル「ジョン平とぼくと」シリーズ(ソフトバンクパブリッシング GA文庫)でございますが、これの第1作目にして作者「大西科学」さん(ウェブ界隈で通りがよいのは「ジャッキー大西」の方?)のデビュー作品である「ジョン平とぼくと」の解説を、これまたわたくしがここ数年せっせと読んでいるSF作家であるところの「小川一水」氏が書いており、小川一水氏のblogにはそういう縁で「ジョン平とぼくと」シリーズの新刊情報のエントリがあったりする。するのだが……どうやら小川一水氏はコピー&ペーストという技を多用する方するらしく、困ったことにシリーズ続刊の情報を載っける度に前作のタイトルを書いてしまうのだ。わたしがこの目で確認できたのは「ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界」の紹介で2巻目の「ジョン平と去っていった猫」とやらかした時点からだが、スラドで聞いたところによると、2巻目「ジョン平とぼくと2 ジョン平と去っていった猫」からすでに、サブタイトルなしの「ジョン平とぼくと」と書いていたらしい。
さすがに気づいたら直しているようで過去エントリではそういう粗忽なアレは確認できないのだが、最新刊「ジョン平とぼくと4 ジョン平とぼくときみと」のエントリでもやらかしているので、訂正されないうちに見ておくと今後blogウォッチに彩りが出ることだろう(←根性悪)。実際、このエントリをポストした時点では「小川遊水池@blog: ジョン平とぼくと4巻」のエントリには大西科学さんの「ジョン平とぼくらの世界」(つねお註:上述の通りこれは3巻目のタイトル)が本日発売です。なんて書いてあるわけで……エントリ中で作品のインプレッションをちゃんと書いてるし、Amazonの商品ページにリンクまで張ってるんだから、紹介してる本のタイトルはきちんと書こうよ……。
昔の小川一水というと「作品を一読するとツッコミどころが見つかる」という、チョイとばかし脇が甘い作家だったんだけど、作品を読む限りでは最近どうやら気をつけてるなと思ってたらコレだもんな。うーん。三つ子の魂百までってことですかねぇ。
もっとも、粗探しでは他人に厳しく自分に甘い(いや、気づいていても見なかったことにしちゃうわけじゃなく、自分で書いた文は一度綺麗さっぱり忘れたあとで見直さないと、間違いがわかんないのよホント)当方も、当然ながら粗忽っぷりに自信があるわけですけど。
2007/12/11
2007/11/22
ダメダメじゃんかぁ(by スケアクロウfromヨルムンガンド)
QEMUやらKVMでもって64bit guestが全然動かない(QEMUはアクセラレータすらまともに使えない)ので、VMware Server 2.0 betaを入れてみた。……KnoppixのAMD64版もDebian etchのAMD64版も動きませんがな。というか32bit版のDebianのインストールで躓くのは困ったもんです。アクセラレーション切ればちゃんと動くかなぁ。なお、最初のうちは仮想マシン上で起動デバイス選択はどうやってやるのかがわからんでえらい目に遭った。POST中にESCキー1回押下で起動デバイス選択(CMOS setupもここから行ける)、F12でPXEブートらしい。
ついでに言わせてもらうと2.0からはWeb管理コンソールしか使えんらしいのが困りもの。Webアプリは便利といえば便利なのだが、困ったことに重いし厄介事も多くて困る。たとえば俺の場合、普段使いのFirefox 2.0のプロファイルでWeb管理コンソールが動かんし。
昨今のメモリの価格下落は常軌を逸してますな。2GBが5000円を切るって、そりゃちょいと前のUSBフラッシュメモリのお値段ですぜ?
2007/11/14
Proliant ML115鬼パワーアップ
いやぁ最近はメモリが安いですな。2GBのモジュールが1万円を切るなんて!!……というわけでDDR2-800の2GBを4枚挿してしまいました。AMD64アーキテクチャの制約で、シングルプロセッサシステムではこれ以上はメモリを挿せません(AMD64はNUMAなので、メモリの最大積載可能容量はプロセッサ数によって決まる)。ともあれ、メモリが16倍(……なんてアホな数字だ……)に増えたおかげで、仮想マシンを作るときにメモリ不足に悩むことはなくなりましたよイヤッホゥ!ってゆーかHDDイメージをRAMDISKとかtmpfsに拵える荒業もオッケーです!
仮想マシンをぶん回すとさすがにシングルコアでは厳しかったので、Athlon64 X2 5200+も購入してしまいました。なんで5200+なのかというと、L2キャッシュがコアごとに1MB実装されていて(これ以下のプロセッサナンバーだとコアごとに512KB)、しかもTDP65Wで最速だから。そして何故TDP65Wにこだわるのかというと、Proliant ML115は特殊なCPUクーラーしか使えんので、元々載っているCPUとTDPが同程度のプロセッサを使うに越したことは無いからです。
まずはメモリだけ取り付けて電源を投入したところ、BIOSセットアップからはあっさりメモリ8GBと認識されてOSからも8GB使えてしまいました。勢いに乗ってCPUも換装しましたが、これまたすんなり認識され、熱暴走を起こすこと無く順調にぶん回ります。万事すんなり動いてしまい得意の絶頂ですが、CPUの換装は面倒くさかったですね。CPUクーラーを外す作業は難なく終わったのですが、取り付けるのが難儀。片手でクーラーを上から押さえつけ(押さえ方が甘いとCPUコアが欠ける恐れがある)、もう一方の手にドライバーを持って、気合でネジを締めるというのがどうにも。もっとすんなり取り付けられ仕組みにできなかったんですかね>HP。
ともかくQEMUとかVirtualBoxとかでゲストOSを試しているのですが、どうにもパフォーマンスが良くありません。特にQEMUのCD-ROMエミュレーションの性能の低さは特筆に価します。パワーアップ前にCentOS5.0をインストールしたら、まるまる半日ぶっ続けでインストーラが動いてましたorz。VirtualBoxは多少マシですが、これも起動するたびに「登録しろ!」とうるさいし(いや、メアドと名前を教えてやるのは吝かじゃないんだが、LANからプロキシ越しには登録できないというのは如何なもんでしょ)。
2007/11/13
2007/11/06
ヤツも男を下げましたねぇ
これだから民主党はダメなんだよ。結局2大政党制なんて実現させたくないんだろ?
600億円も浪費して海上ガソリンスタンド(無料)をやることが「国益」だと信じているオメデタイ自民の専横を看過することはできないが、民主はヘタレ過ぎ。共産党に野党第一党になってもらったほうが国のためだとおもうんだが、この国には「共産」という二文字を目にすると脊椎反射で与党に投票しちゃう人間があまりに多いんだよな。
2007/11/05
Debian etchでXen 3.1を野良ビルド。
コンパイルの際にははgccとかその辺の開発ツールの定番以外にbin86とbcc、ドキュメントの作成にlatexとtransfigが必要らしい。なんだか散々に苦労してしまったぞ……。
ついでにQEMUも野良ビルドして最新版に追随しようかな。etchのQEMUはAMD64/EM64Tの仮想化命令セットに対応していないんで、興ざめも甚だしいし。
今日の朝ProLiant ML115の電源を落として出かけたのだが、夜帰ってきたら勝手に電源が上がってやがったorz。聞くところによると、HPはこの現象をFIXする気は無いらしい……24h連続稼動させれば勝手に起動しようが何しようが問題は無いから、コイツをファイルサーバに仕立てて、今のファイルサーバを実験マシンにしようか。
2007/11/03
2007/10/28
初めてのパソコン
生まれて初めて「パソコン」を買った。これまで使ったPCは皆「パーツ買ってきて組み立て」「もらい物」だったので、完成品のPCを買うのは初めてだ。初手から「ProLiant ML115」とかいうPCサーバを買い込んでしまったのは、単に実験用にサーバに使える機械が1台欲しかったからだ。15,800円で安かったしね。
コイツのハードウェアは実にクセが強いので、まずはちまちま増設を行う。
- オンボードビデオのメモリが極小
- いまどき2MBも無いってんですから。作業するのに何かと不便なレベル。Geforce 7300LEの格安ビデオカードを追加。
- サウンドカードなし
- まぁ、無くても困らんのだが。
- PCIスロットが3.3V専用
- 通常PCIカードの大半は5V用なので、使える拡張カードが大幅に制約される。サウンドカードはSoundBlaster 5.1というのが使えるらしいので、追加。何でか知らんが音が出ないんですけどね。
- いまどき光学ドライブがCD-ROM
- せめてDVD-ROMが読めるようにしましょうよ……。幸いDVDスーパーマルチが1台余っていたので、即座に交換したけど。
そういえばアキバのT-ZONEには「PCI-ExpressからPCIスロット4本を引っ張り出す函」という大層胡乱な代物が売ってたが、アレ使うと楽しそうだな(←ダメ人間)。
さて、銭のかからんところは一通り弄ったので、手持ちのLinuxディストリビューション各種をインストールしてみたのだが、どうも今ひとつ。というわけで此処は一つDebian GNU/Linux lenny(testing)など入れてみようか!というわけで、「マルチアーキテクチャ用インストールCD(PowerPCとx86とAMD64でインストールに使えるらしい)」なんてアホなものをダウンロード中。
2007/10/17
再インストールしたいような。
今日は病院に行くので仕事はお休み。ついでにファイルサーバの電源を落としてみたのだが、再起動して顔から血の気が引いた。見慣れたGRUBの起動メニューがなくなり、無味乾燥なGRUBのプロンプトが!……しょうがないからEM・ONEでGRUBの使い方を調べつつ(PC以外にWebが見れる機械があるとこういうシチュエーションに強い)、何とか起動してはみたのだが、試行錯誤を繰り返してもGRUBは一向にまともに動かない。
ブートローダ回りがだいぶグチャグチャになってしまったようなので、そろそろOSを綺麗に再インストールしたいな。アレイの再構成もしなきゃいけないし。
2007/10/16
リンクスピードが1.5Gbpsになってる……。
エンクロージャも一応無事に組み込んで気分爽快。さ~て一発カーネルログでも拝むかな。dmesg
と打ってハイEnter……な、なんだこりゃ。
ata5: limiting SATA link speed to 1.5 Gbps
ata5.00: exception Emask 0x0 SAct 0x0 SErr 0x100000 action 0x6
ata5.00: (port_status 0x20280000)
ata5.00: cmd 25/00:40:00:2a:2a/00:01:00:00:00/e0 tag 0 cdb 0x0 data 163840 in
res 51/84:20:1f:2b:2a/84:00:00:00:00/e0 Emask 0x12 (ATA bus error)
ata5: hard resetting port
ata5: SATA link up 1.5 Gbps (SStatus 113 SControl 310)
ata5.00: configured for UDMA/133
ata5: EH complete
sd 4:0:0:0: [sde] 625142448 512-byte hardware sectors (320073 MB)
sd 4:0:0:0: [sde] Write Protect is off
sd 4:0:0:0: [sde] Mode Sense: 00 3a 00 00
sd 4:0:0:0: [sde] Write cache: enabled, read cache: enabled, doesn't support DPO or FUA
ata4.00: exception Emask 0x0 SAct 0x0 SErr 0x380000 action 0x2
ata4.00: (port_status 0x20002000)
ata4.00: cmd 25/00:c8:00:42:37/00:01:01:00:00/e0 tag 0 cdb 0x0 data 233472 in
res d0/00:c8:00:42:37/00:01:01:00:00/e0 Emask 0x12 (ATA bus error)
ata4: soft resetting port
ata4: SATA link up 3.0 Gbps (SStatus 123 SControl 300)
ata4.00: ata_hpa_resize 1: hpa sectors (0) is smaller than sectors (488397168)
ata4.00: configured for UDMA/133
ata4: EH complete
ata4.00: exception Emask 0x0 SAct 0x0 SErr 0x100000 action 0x2
ata4.00: (port_status 0x20080000)
ata4.00: cmd 25/00:c8:00:42:37/00:01:01:00:00/e0 tag 0 cdb 0x0 data 233472 in
res 50/00:c8:00:42:37/00:00:01:00:00/e0 Emask 0x2 (HSM violation)
ata4: soft resetting port
ata4: SATA link up 3.0 Gbps (SStatus 123 SControl 300)
ata4.00: ata_hpa_resize 1: hpa sectors (0) is smaller than sectors (488397168)
ata4.00: ata_hpa_resize 1: hpa sectors (0) is smaller than sectors (488397168)
ata4.00: configured for UDMA/133
ata4: EH complete
ata4: limiting SATA link speed to 1.5 Gbps
ata4.00: exception Emask 0x0 SAct 0x0 SErr 0x180000 action 0x6
ata4.00: (port_status 0x20080000)
ata4.00: cmd 25/00:c8:00:42:37/00:01:01:00:00/e0 tag 0 cdb 0x0 data 233472 in
res 50/00:c8:00:42:37/00:00:01:00:00/e0 Emask 0x2 (HSM violation)
ata4: hard resetting port
ata4: SATA link up 1.5 Gbps (SStatus 113 SControl 310)
ata4.00: configured for UDMA/133
ata4: EH complete
sd 3:0:0:0: [sdd] 488397168 512-byte hardware sectors (250059 MB)
sd 3:0:0:0: [sdd] Write Protect is off
sd 3:0:0:0: [sdd] Mode Sense: 00 3a 00 00
sd 3:0:0:0: [sdd] Write cache: enabled, read cache: enabled, doesn't support DPO or FUA
sd 3:0:0:0: [sdd] 488397168 512-byte hardware sectors (250059 MB)
sd 3:0:0:0: [sdd] Write Protect is off
sd 3:0:0:0: [sdd] Mode Sense: 00 3a 00 00
sd 3:0:0:0: [sdd] Write cache: enabled, read cache: enabled, doesn't support DPO or FUA
hogehoge:~#
SATAのリンクスピードが3Gbpsから1.5Gbpsに落ちてるじゃんかぁ……。もっとも、帯域が半分になったとはいえ依然150MB/sは出る計算なので、1台でせいぜい100MB/sも出せないドライブにはお釣りが来ることに変わりは無いのだが、なんとなく気分が悪い。
さて、バックアップでも取ろうかな。
ファイルサーバのディスクを増強した過程で「Antec P182にハードディスクを6台突っ込むのは危険行為だ」ということが身にしみて判ったので、専用のエンクロージャ(5インチベイ3段にディスク5台を突っ込む)を購入してみた。ファイルサーバを止めて作業をする前に、バックアップを取らなくては。というわけで、イマイチ使い方が良くわからんxfsdumpコマンドでとっととバックアップを取る。
バックアップを取りついでに、ファイルシステムの再構成もかけてしまおうかと考えてみた。聞くところによると、アレイのブロックサイズとXFSのブロックサイズを一致させるとファイルアクセスのオーバーヘッドが最も低くなるらしいのだ。しかし、LinuxにおけるXFSファイルシステムのブロックサイズは最大64KB。ディスクアレイは現在のブロックサイズ256KBの時パフォーマンスが良いのだが(というか、64→128で急激に性能が向上し、さらに128→256で多少の性能向上を見たのだが、それ以上は面倒くさくなって止めた)、64KBに戻すと覿面に遅くなるんだよなぁ。現在アレイの書き込みで70MB/s程度出ている(ddコマンド調べ)のだが、アレイのブロックサイズをデフォルトの64KBにしていた頃は20MB/s切ってたものなぁ。というわけで、ファイルシステムの再構成は却下し。HDDをエンクロージャに移し変えるだけで我慢しておく。
すったもんだの末にエンクロージャをケースに取り付けてみたんだが、これがまたなんとも微妙。P182には4段の5インチベイがあり、DVD-ROMなどのドライブを取り付ける際には、ドライブ側に専用のレールを取り付けてベイに差し込むだけで取り付けが完了する仕組みになっている。直にネジ止めするタイプのケースだと、ケースの両側を開けて両側からネジを締めたり緩めたりしなければならんので、便利な仕組みではある、光学ドライブをつけるときには。
このエンクロージャ、困ったことにネジ穴の位置が光学ドライブとだいぶ違っているので、レールを付けてケースに突っ込むと5インチベイ4段を占有し、かつ上下にみっともないスキマができてしまうのだった。まぁ、Linuxマシンの光学ドライブは使用頻度が低いし、USB接続の光学ドライブ外付けケースもあるので、とりあえず5インチベイ4段はHDDに占拠させておくことにしても構わないんだが。
で、電源を入れてファイルサーバを起動したところ、乙なことに電源投入時にはスタッガード・スピンアップ(複数台のHDDのモータを一斉に始動すると瞬間的に消費電力が跳ね上がり電源に負荷がかかるので、1台ずつ時間差でHDDのモータを始動する仕組み)しているようではないか。さらにOSを起動してみると、つつがなく認識はされている。ここで一発ddコマンドで4GBのファイルを作りつつ、エンクロージャのアクセスランプを眺めると……おぉ、なんか並列にアクセスしてるっぽく点滅してるじゃないか。善哉。正直な話、自作でディスクアレイを組む醍醐味ってのは、このアクセスランプがチカチカ点滅するのを拝むところにあるんだよな。データ保護ならバックアップ取っとけば良いんだし、個人レベルでダウンタイムの短縮なんて効果が薄いし。
ふと気になってhdparm -i /dev/sd[cdef]
などと叩き込んでHDDの認識順を調べてみたところ、スタッガード・スピンアップのご利益でエンクロージャに突っ込んだ順にきちんと認識されている。これは素晴らしい。
hogehoge:~# hdparm -i /dev/sd[cdef] /dev/sdc: Model=Hitachi HDT725025VLA380 , FwRev=V5DOA73A, SerialNo= VFC100R1D7YWDD Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs } RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=52 BuffType=DualPortCache, BuffSize=7372kB, MaxMultSect=16, MultSect=?0? CurCHS=16383/16/63, CurSects=16514064, LBA=yes, LBAsects=268435455 IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120} PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4 DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2 UDMA modes: udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 udma5 AdvancedPM=yes: disabled (255) WriteCache=enabled Drive conforms to: ATA/ATAPI-7 T13 1532D revision 1: ATA/ATAPI-2 ATA/ATAPI-3 ATA/ATAPI-4 ATA/ATAPI-5 ATA/ATAPI-6 ATA/ATAPI-7 * signifies the current active mode /dev/sdd: Model=Hitachi HDT725025VLA380 , FwRev=V5DOA73A, SerialNo= VFA160R132828B Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs } RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=52 BuffType=DualPortCache, BuffSize=7372kB, MaxMultSect=16, MultSect=?0? CurCHS=16383/16/63, CurSects=16514064, LBA=yes, LBAsects=268435455 IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120} PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4 DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2 UDMA modes: udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 udma5 AdvancedPM=yes: disabled (255) WriteCache=enabled Drive conforms to: ATA/ATAPI-7 T13 1532D revision 1: ATA/ATAPI-2 ATA/ATAPI-3 ATA/ATAPI-4 ATA/ATAPI-5 ATA/ATAPI-6 ATA/ATAPI-7 * signifies the current active mode /dev/sde: Model=Hitachi HDT725032VLA360 , FwRev=V54OA7EA, SerialNo= VFM201R2E3WNTN Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs } RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=52 BuffType=DualPortCache, BuffSize=15315kB, MaxMultSect=16, MultSect=?0? CurCHS=16383/16/63, CurSects=16514064, LBA=yes, LBAsects=268435455 IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120} PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4 DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2 UDMA modes: udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 udma5 AdvancedPM=yes: disabled (255) WriteCache=enabled Drive conforms to: ATA/ATAPI-7 T13 1532D revision 1: ATA/ATAPI-2 ATA/ATAPI-3 ATA/ATAPI-4 ATA/ATAPI-5 ATA/ATAPI-6 ATA/ATAPI-7 * signifies the current active mode /dev/sdf: Model=Hitachi HDT725032VLA360 , FwRev=V54OA7EA, SerialNo= VFM201R2E2ZY3N Config={ HardSect NotMFM HdSw>15uSec Fixed DTR>10Mbs } RawCHS=16383/16/63, TrkSize=0, SectSize=0, ECCbytes=52 BuffType=DualPortCache, BuffSize=15315kB, MaxMultSect=16, MultSect=?0? CurCHS=16383/16/63, CurSects=16514064, LBA=yes, LBAsects=268435455 IORDY=on/off, tPIO={min:120,w/IORDY:120}, tDMA={min:120,rec:120} PIO modes: pio0 pio1 pio2 pio3 pio4 DMA modes: mdma0 mdma1 mdma2 UDMA modes: udma0 udma1 udma2 udma3 udma4 udma5 AdvancedPM=yes: disabled (255) WriteCache=enabled Drive conforms to: ATA/ATAPI-7 T13 1532D revision 1: ATA/ATAPI-2 ATA/ATAPI-3 ATA/ATAPI-4 ATA/ATAPI-5 ATA/ATAPI-6 ATA/ATAPI-7 * signifies the current active mode hogehoge:~#
デバイスが接続順にきちんと認識されたところで、現在のアレイのディスク構成を見る。
hogehoge:~# mdadm -D /dev/md0 /dev/md0: Version : 00.90.03 Creation Time : Sun Sep 23 15:34:36 2007 Raid Level : raid5 Array Size : 732595200 (698.66 GiB 750.18 GB) Device Size : 244198400 (232.89 GiB 250.06 GB) Raid Devices : 4 Total Devices : 4 Preferred Minor : 0 Persistence : Superblock is persistent Update Time : Tue Oct 16 00:07:24 2007 State : clean Active Devices : 4 Working Devices : 4 Failed Devices : 0 Spare Devices : 0 Layout : left-symmetric Chunk Size : 256K UUID : d26441e1:34505416:903e389b:f86352b0 Events : 0.8 Number Major Minor RaidDevice State 0 8 64 0 active sync /dev/sde 1 8 48 1 active sync /dev/sdd 2 8 80 2 active sync /dev/sdf 3 8 32 3 active sync /dev/sdc hogehoge:~#
……2番目→3番目→4番目→1番目の順でディスクに番号振ってあるのか……ダメだこりゃ。機会を見つけてアレイを再構成してしまおう。
2007/10/13
transcodeでお気楽動画変換
Linuxなどで動画ファイルを変換するツール「transcode」を使ってみた。現在使用中なのはDebian GNU/Linux 4.0(etch) for AMD64なので、とりあえずバイナリパッケージを探し求めてみたのだが、残念なことに無いみたいだ。となればもう自力でコンパイルするしかないでしょう!……というわけで散々苦労しつつコンパイル・インストールして使ってみたのだが、意外に便利。動画ファイルを連結できるか調べてみなきゃいけないが、できるんだったらDVDをケータイ(というかW-ZERO3用)に変換するのに大活躍できそうだ。
2007/09/23
2007/09/22
いきなりアレイのデータが飛んだ
先日ファイルサーバを丸一日使わなかったので電源を落としておいたのだが、今日になって電源を投入してびっくり。起動時に漫然とカーネルのメッセージを見ていたら「ファイルシステムのマウントが失敗した」などとのたまう。不審に思ってcat /proc/mdstat
したら……リビルド中じゃねーか!もちろん、リビルドが終わったときにはアレイの中身はごっそり消えておりましたorz。PromiseのSATAアダプタに挿したディスクの認識順が毎回バラバラなのが原因ではなかろうか……。こんなことでは危なくて仕方が無いので、問題が解決するまではバックアップのHDDを使うことにしたが、こちらはこちらで別のことに使おうと思ってパーティションを切り直してしまったため、慌ててxfs_repairでデータをレスキューした。あ、危ねぇ……。
本日の教訓「枯れてる技術サイコー」。
2007/09/19
Antec P182はファイルサーバに向かん。
3連休でディスクアレイを構築すべくHDDを組み込んだのだが、これが悪態の4・5発もつきたくなるような実に忌まわしい作業だった。
このケースは一応3.5インチHDDを6台積めることになっているのだが、フルにHDDを実装するとSerialATAでもケーブルの取り回しが面倒くさくていけない。当方では80 + 500 + 250×4(RAID5)で計6台の割とアホな構成でファイルサーバを構築したわけなんだが、ケーブルの取り回しが大変で、コネクタの抜けとか破損の恐怖に怯えながらPCを組む羽目になり精神衛生上非常によろしくない。アホみたいにディスクを積み込みまくりたい御仁にはこのケースは不向き。専用の外付けケースを使うか、さもなくば5インチベイがたくさんあるケースにエンクロージャを組み込むのが良いかと思われる。
さて、ビクビクしながら組み上げたPCは(HDDの認識順がSATAアダプタのポートと一致していないなど不安でいっぱいだが)一応動くようになったので、まずは時間節約のため4台並列でHDDの検査を行う。/sbin/badblocks -s -w -f デバイスファイル
を立て続けに4回実行してしばらく待つ。この際screenを使うと、検査中にログアウトしてどこかに遊びにいけるというのが便利だ。250GBのディスクの検査には半日くらいかかるようなので、その間洗濯などしつつチンタラ待つ。
半日待ってディスクに問題が無いことを確認したら、まずは各HDDにfdiskでパーティションを切る。このときパーティションタイプは0xfd(Linux RAID autodetect)にしておく。最後にfdisk -l /dev/sd[c-f]などとして、アレイを組むディスク全部にパーティションを切ったことを確認してアレイを作成する。うちではファイルサーバにDebian GNU/Linux 4.0(etch)を使っているので、アレイはmdadmで組むことになる。mkadm /dev/md/0 -l5 -n4 /dev/sd[cedf]1
とかタイプするとデバイスファイル/dev/md/0でアクセスできるアレイが構築され、いきなりパリティの計算がおっ始まる。パリティの計算中でも一応ディスクに書き込みはできるのだが、ここは我慢して待つことにした。パリティ計算の進行状況は/proc/mdstatに書いてあるので、catなどで適宜状況を確認しつつ、他のことでもしていると良いだろう。今回750GBの初期化には130分ほどかかったので、そのあいだじゅう18歳の老犬と戯れておりました。なお、mdadmに対してうっかり/dev/sd[c-f]などとディスク全体を与えてしまうと、せっかく作ったパーティションテーブルが破壊され、後々何かと厄介なことになるので注意すること(私は何度かしくじった)。
つつがなくアレイのパリティ計算が終わったら、普通はファイルシステムの作成へとなだれ込むのだが、今回はxfs_copyで500GBのHDDからデータをコピーすればことが足りるので、コピー元のHDDをアンマウントしてxfs_copy /dev/sdb /dev/md/0
でコピー。ちなみに、この方法はddと違い未使用ブロックはコピーされないので時間の節約にはなるのだが、困ったことにファイルシステムのサイズがコピー元と同じ500GBになってしまう。そこでまずはmount -t xfs /dev/md/0 /mnt
としてアレイをマウント後、xfs_growfs /mnt
でファイルシステムが750GBに拡張される。めでたしめでたし。
ここまできたら後は簡単。/etc/fstabを書き換えて、アレイを起動時にマウントできるようにするだけ。アレイを起動時に自動認識するのは、Debianのmdadmを使っているのであれば自動でやってくれる。
今後の目標は、まずは障害対応のために「アダプタのポート番号とデバイスファイル名の対応を固定する」というのがある。これは切実なので気合を入れて調査しなくてはいけない。その次はお遊びでアクセスランプを4つ装備して、分散パリティ付きストライピングしているところを見えるようにすること。最後にディスクを1台追加してアレイに追加し、オンライン領域拡張を試すことかな?もっとも、次にディスクを足す方法が大問題なのだが。とりあえず4台まではPCIでなんとかなったが、この上を目指すとなるとものすごく頭が痛い……。
2007/09/16
1年ぶりなので忘れてた
自宅ではウイルス対策とパーソナルファイアウォールにComputer Associatesの製品を使っている。往年のMcAfee VirusScanみたいにアップデータが腐っている(アップデータはActiveXコンポーネントなのだが、アップデートサイトに接続するのに「既定のWebブラウザ」でアクセスするので、Firefox/Operaユーザーはたまったものではなかった)わけでもないし、特に動作に問題があるわけでもない。
唯一の難点が「ユーザー登録ができない」ということなんだよな、あと1日でライセンス切れるってのに、なんだって更新しようとすると「エラーが発生しました」とかアホなメッセージが出やがるんだ(激怒)。
2007/08/31
2007/08/09
あれこれ色々。
自室の中では圏外になってしまい甚だ切ない思いをしていたEM・ONEだが、今日は何気に電波がとどいているっぽいので、USBモデムドライバを無理やり突っ込んで(製品添付のドライバはWindowsXPのみ対応)みたところ、難なくドライバのインストールも済んですんなりダイヤルアップできてしまったから笑いが止まらない。これで自宅で安定して通信が出来れば、W-ZERO3でデータ通信する頻度は激減するな。善哉。
250GBx3のRAID-5アレイを接続していたRAIDアダプタ「HighPoint RocketRAID 2300」は管理ツールの出来が死ぬほどタコなので、ソフトウェアRAIDに移行しようと考えてSamsungの安いHDDにバックアップを取った。さらにRAIDじゃないSATAアダプタ(PCI-Expressだと目ぼしい物が無いのでPCIで我慢)も買い込み「これをファイルサーバに突っ込んでディスクを繋ぎ換えればRocketRAIDとはサヨナラだ!」と意気を上げていたらRAIDのディスクが3台とも死亡。バックアップはしっかり取りましょう。とりあえずはバックアップのHDDをそのまま使っているのだが、これが壊れたらデータが消えるかと思うと精神衛生に悪い。早くディスクを買い揃えなければならないな。
ついでに「ソフトウェアRAID5はパリティ計算でCPUに負担がかかるから」とかいかにも取ってつけたような理由でファイルサーバのCPUをAthlon64 3500+からAthlon 64 X2 4200+にアップグレードしてしまった(実際にはCPUが遅くてパリティ計算が間に合わないというコトは無いらしい)。
2007/07/27
動画変換で頭を抱える
EM-ONEとかW-ZERO3で動画を鑑賞したいと考えているのだが、言うまでもないことだがPC用の動画ファイル各種やDVDはPXAなんたらとかいう貧相なモバイル向けプロセッサでは実時間でデコードできない(おまけにminiSDカードというものはシーケンシャル転送速度が5MB/sでも「高速」だったりする)。そこで、フォーマットを変換したりビットレートを落としたり涙ぐましくモバイル向けにチューニングされた動画をでっちあげるわけだが、フリーのツールだと変換が何かと面倒くさい上に正しく再生できないファイルを吐いたりする。特にMediaCoderとかMediaCoderとかMediaCoderとかいうツールは、最近徐々に品質が向上しつつあるものの問題が多いというかやりたいことをすんなり実現できた記憶がない。
この際プロプラでもやむなしというコトで、買ってしまいました「Roxio Copy & Convert™3」。システム要件には「OSはXPかVISTA」と書いてあるのだが、2000Professionalにも(あちこち問題は出ているものの)インストールできてしまったので、手持ちの動画をいくつか変換してみた。
……確かにラクチンだしプロセッサもきちんと2個使っているのだが、ちょっと突っ込んだことをしようとすると何にもできんなぁ。特にビットレートが指定できない実用性の無さには呆れ果てた。しょうがないのでイリーガル方面へと方向転換し、動画変換のプロファイルを直接編集できないか調べてみたのだが……どこにそんなファイルやレジストリがあるやら見当もつかん。
しかも呆れ果てたことに、元ファイルの1/7,、ビットレート1MB/s未満にまで画質を落としたWindows Media VideoをEM-ONEのWMP10 Mobileに食わせてみたら、デコードが追いつかなくてコマ落ちの嵐という予想外の事態に遭遇してしまった。TCPMPを突っ込んだW-ZERO3(EM-ONEよりCPUが2割弱遅い)では、デコード処理よりminiSDカードのアクセスがネックで色々と困った事態に陥っていたのだが……。こうなったらEM-ONEにもTCPMPをインストールするか?
ついでに音楽の変換(FLAC→Ogg/Vorbis)も試してみたのだが、プロセッサを片側しか使わない上にタグが化け化けだったorz。
2007/07/25
初めてのEMOBILE
EM・ONEを買ってしまいました。HSDPAだし1万円引きだし。
1年ほど使い込んでいるW-ZERO3(WS004SH)と比べると、回線速度もさることながらプロセッサの高速化とメモリの大容量化が効いて実に快適です。これで自宅でモデムとしてもがっつり使えれば、Willcomは仕事の音声通話+メールのみで使うように機種変と料金プランの変更をして……。などと皮算用をしていたら自宅の玄関を抜けるとそこは圏外だったというとんでもないうっちゃりを喰らってしまいましたorz。
しかし何だ、コイツで音楽と動画を鑑賞しようとかたくらんでMediaCoderなんぞ使ってみたのですが、相変わらず細かいところでとっ散らかったソフトだなぁ。使っているうちにAudio Codecが指定したものと食い違ったり(LAME MP3を指定したのにWMA9 Professionalになるとか)、相変わらず使い物にならないクオリティでステキです。もっとも、Joinタスク(複数の動画を連結して一つのファイルにまとめる)が使えるようになったっぽいので、多少は実用性が向上はしていますが。
2007/06/09
あれげいろいろ。
カーネルアップデートによってだいぶ安定したMarvell 88E8053 Gigabit Ethernet Controllerだが、本日またしてもハングアップしやがりました。……そろそろコイツをLinuxで使うのはイヤになってきたなぁ。
RocketRAID 2300にぶら下がった250GBx3のRAID-5アレイにもう一本ディスクを足してアレイを拡張しようとしたのだが、案の定拡張できず。OCEしろとは言いませんが、起動時に見れるRAIDユーティリティの中ではできて欲しいところです。もっともこのRAIDカード、標準カーネルにドライバが無いのでカーネルアップデートのたびにリコンパイルしないと動かないし、ドライバは似非オプソ(ドライバの中核部分はオープンソースでないバイナリファイルでの提供で、Linuxカーネルとのインターフェイスだけがオープンソース)だし、管理ツールはプロプラだしでいいところが全く無いことが判明している(せめてRAID-5の領域拡張ができれば使いつづける気にもなったのだが)。お盆休みあたり4port SATAのカードを買ってmdでのソフトウェアRAIDに移行してみようか。
職場でCentOS5を使ってみようと思ったらなぜかインストーラが動かず、自宅で検証しようとしたら、だいなぼん(Celeron 466MHz, メモリ192MBの呆れるほど遅い東芝Dynabook)ではなんとかなったが、VirtualPC 2004でカーネルパニック発生。しょうがないのでカーネル起動時に
2007/05/31
うっわダサい死に様!
松岡農林水産大臣が首をくくって死んだ。ここは一つ、石橋湛山の名言「死もまた社会奉仕なり」を贈って故人の冥福を祈ろう。
というか、死ぬのであれば「ナントカ還元水の購入費というあのゼニは何に使ったのか。そして.緑資源機構とはどれくらいステキな関係だったのか」などについてあらいざらい遺書でぶちまけて死ぬくらいの気骨は見せて欲しかったよな。
さて、この無様な死に様を「侍」などと肯定的に評した馬鹿がいる。疑惑に口をつぐんだまま死んでいくことが侍の行動だというなら、数々の疑惑をほっかむりしてのうのうと生きている某知事などは断じて侍ではないということですね?皆さん、よく憶えておきましょう。石原慎太郎は彼自身の基準に照らして侍ではありません。
2007/05/27
神奈川ローカルなネタ満載のエロゲー
気まぐれに「つよきす」「みにきす」をやらかした流れでなんとなく「君が主で執事が僕で」をプレイ。「特典なんぞキョーミないし、行列するなんて馬鹿らしい、今週末はヒマだから定時にあがってとっとと買って遊ぶんじゃゴルァ!」という程度のエロゲは○ドバシ○メラあたりでスムースに購入するのがベストですな。
もっとも、善男善女の衆目に晒されつつエロゲを買う行為に対する羞恥心の問題を解決したあるイミ超越した者限定なのですが
エロいシーンなんぞメッセージスキップの嵐でやり過ごし、執事生活にフォーカスしながら遊んでいたのですが、ちょっとメッセージが壊れちゃってますな。さっそくユーザーサポートにメールなど送りつけて文句を垂れようかと思っているのですが……ゲームの箱とマニュアルはどこだ。
TODO:ScribeFireはBlog APIを使用してBloggerに画像をアップできないとのことなので画像だけ後で貼る。FTPで画像投稿は面倒くさいしな。
英雄伝説空の軌跡FC/SCのプレイ所要時間
「英雄伝説 空の軌跡 the 3rd」の発売を前におさらいした。FCが34時間、FCクリアデータを引き継いで新規プレイしたSCが63時間……初回プレイとほとんど変わんないなぁ。
もっとも、このシリーズはNPCというか街の住民が半端じゃなく作りこまれてるので、会話を楽しむという遊び方があったりするし、各地の料理の食べ歩きとか魚釣りとかカジノとか、ストーリーの進行と関係ない部分で遊びどころが満載だったりもするので、ゲーム攻略自体の時間が劇的に短縮された一方で、ちぢんだ分の時間は散々道草を食ったために綺麗に相殺されちゃってるのかもしれない。
ちなみに、SC終章でエステルがヨシュアに「秘技・幻影奇襲(と書いてPhantom Raidと読む)」を喰らった際に受けるダメージが、ヨシュアのステータスによらず11958HP固定だからって、エステルのレベルを94まで上げたりしてエステルのHPを12000オーバーに引き上げたりするのは無駄。HPが0にならなくてもイベントは進みます。というかそんなデバッガみたいな遊び方するひねくれ者は俺くらいか。
2007/05/12
sky2はとりあえず何とかなった。
sky2の壊れたドライバのせいでしょっちゅうネットワーク障害が発生する我が家の室内LANには嫌気が差していたので、問題が解決しているという最新バージョンのLinuxをインストールしてみようと思い立った。だが、カーネルソースを拾ってきてコンパイルするとなると非常に面倒くさいので(←Linuxはバージョン間でカーネルコンフィグファイルの互換性がアレなんでコンパイルが面倒くさくてなぁ……)、Debian Backportsからlinux-image-2.6.20-1.amd64を取得してインストールしてみた。
そのままではアレイはマウントできないがとりあえず再起動。システムドライブからLinux 2.6.20を起動し、HighPoint RocketRAID 2310/2300共通のドライバのモジュールをコンパイルしてmodprobe rr2310_00
する。他にもpowernow-k8とかcpufreq-ondemand-governerとかmodprobe手打ちで組み込んで(←めったにリブートしない機械なので手抜き)、mount -t xfs /dev/sdb /homeでホームディレクトリをマウント。さっそく30GB程あるDVファイルをがつんとWindowsマシンにコピーしてみた。以前はこういう負荷のかかる作業ではあっさりハングアップしていたのだが、今回は元気に動いている。善哉。
なお、RocketRAID 2310/00のLinuxドライバ(オープンソース版)は、以前使っていたver.1.12ではコンパイルに失敗するが、HighPointからリリースされているver,1.14のドライバではうまくいく。前回のver.1.12でもそうだったが、Debianでmake installするとmkinitrdが無いとか叱られるけどルートファイルシステムはRocketRAIDにぶら下がっていないのでinitrd作らなくても全然困らないから無視(手動でinitrdを作る技を知らないわけではないが、いかんせん面倒くさい)。
あとはOfficejet 7210が何とかなってくれればいいのだが、HPドキュメントスキャンはマジで腐ってます。あきらめてまともなOCRソフトを買った方がよいかもしれない。
ScribeFireはなぜかFirefoxを一度終了すると次回以降Bloggerの認証にしくじる。使えん……。
2007/05/10
大丈夫か産経。
近頃とみに若造バッシングに精が出る産経新聞ですがこの記事を読んで唖然。教育問題を憂慮する記者自身に再教育が必要という事態はちょっと笑えないなぁ。
産経新聞の記者にかかると
読みの平均正答率は各学年とも90%以上だったが、書きは小3が71%、小4以上が60%台に低下。
という現象から
小3以降で書き取りの力が急激に低下することも判明した。
なんてステキ結論が出るみたい。
書き取りテストってのは「各学年で習った漢字」が出るので、ぶっちゃけた話、ある学年と他の学年ではテストの難易度に差があり(当たり前だが高学年ほど難しくなる)、両者の平均点を比較して書き取りの「力」なんて評価できるわけがないのに。この理屈でいくと、小学生が分数の足し算のテストで100点満点を取り、大学生がベクトル解析のテストで100点満点中30点しか取れなかったら、大学生は計算力が低下しているという結論になるわけです。んなアホな評価があるもんか。
もっとも新聞記者になると論理的思考の力が急激に低下するという現象はあるかもしれませんね。あるいはもともとこの程度なのかも判りませんが、兎に角論理的思考ができない人が新聞記者をやれるというのも困った物です。
2007/05/05
問題発生中
一応連休中にあれやこれやと懸案を解決しておきたかったのだが、ろくに解決できてません。諸悪の根源はsky2 NICドライバです(断言)。しょっちゅうハングアップしてくれやがり、実用に堪えません(Debian etchのリリースノートにも「sky2ドライバは壊れてるぞ!」って書いてあるんだけどさ)。どうやら最新のLinuxカーネルでは直っているっぽい問題なのですが、Debianで標準以外のバージョンのカーネルを使おうとするとややこしい目を見ることが往々にしてあるので、あまりやりたくなかったり。何やらパッチも出ているらしいので、一念発起してパッチ当てたカーネルでも作ってみるかな。
Officejet 7210はなかなか優秀な機械ですが、いかんせん付属ソフトがあまりにダメ。この連休中も50ページくらいスキャンしたのですが、PDFを見たら途中から全部同じページになってたorz。
2007/04/30
2007/04/21
LinuxからOfficejet 7210の自動両面スキャンを試す
hplipとhpijs、そしてsaneをインストールした結果、Linuxからの印刷については一応問題なく行えるようになり、さらにスキャナもとりあえず使えるようにはなった。問題はADFを使用した自動両面スキャンだが……困ったことにこれが思わしくない。原稿をADFから食わせて
scanadf --duplex=yes --batch-scan=yes
とかやらかすと、一枚の原稿の両面を交互に際限なくスキャンしつづけやがるのだ。困った困った。
ADFにセットした原稿を片面スキャンする分には問題なく動いているので、とりあえず「奇数ページ全スキャン→偶数ページ全スキャン→スクリプトで並び替え & リネーム」というフローで動かしてみるかな。
2007/04/20
危機感無いねぇ、安倍壷三。
先日の長崎市長銃殺事件に対して、総理大臣は「捜査当局によって真相が明らかになることを望んでいる」と言う以外、何の意見表明もしていないらしい。……この事件を放置すると、日本の国威を失墜させる上に自分自身の発言も追及されかねないということを認識なさっていないのだろうか?人間誰でも(少なくとも)我が身は可愛いんだから、自分の身に危険が迫ればちったぁマシな働きをするかと思っていたのだが、どうやら安倍壷三にはそういう危機を感じ取るセンスが無いみたい。「人間力が低い」ってきっとこういう人間のことを言うんだよね?
耄碌したジジババの床屋政談にしか見えない会議が取りまとめた「教育再生」に賛成の皆さんに提案なのだが、あなた方が支持する政策を取りまとめる総元締めは、随分いい歳で、おまけに総理大臣の座にありながらこの体たらくである。このボンクラに「教育再生」をやらせる前に、可及的速やかに彼自身をして人間力を涵養せしめるべきではなかろうか。必要なら施設に強制収容しても一向に構わないぞ、多分いないほうがマシだから。
さて、今回の事件に対する総理大臣の反応の鈍さを見ていて思い起こされるのは、昨年安倍総理が訪欧してNATOでぶちあげた演説だ。この演説で安倍総理はいみじくも「日本は欧州諸国と法による統治・民主主義・言論の自由などの基本的な価値観を共有している」旨演説を打ったそうで、当時この報に接した俺は即座に「また例によって心にも無いおべんちゃらを」と嘲笑したんだけど、今回の事件に対する総理大臣の反応を見るに、やっぱりおべんちゃらだったのだと改めて認識させられた。民主主義を民主主義たらしめている神聖不可侵な「選挙」の期間に候補者が殺害されるというのは、民主主義・法による統治・言論の自由に対する重大な挑戦、そしてアメリカのソレに対する戦いを我が国が(無分別にも)支持してやまないところの明白な「テロ行為」である可能性が高いと見るべきだろう。これを看過すれば世の左巻き連中は「自らの発言を自ら否定してる」と受け取るに決まっている。文明開化より一世紀を経た現在でも、日本は西欧列強のいい笑いものになるんでしょう。気が重いことだ。
かくして安倍は2006年訪欧時にNATOで行った自らの演説の価値(いや、もともとそんなもんは無いという考え方もあるけどさ)を刻一刻と自ら失墜させつつある。われわれの指導者がヨーロッパの皆さんと共有したい価値観というのは
- アメリカ様(©外骨先生)の「テロに対する戦い」は支持するけど、国内で発生したテロなんてキョーミないッス
- 国内には民主主義も法の統治も言論の自由もいらなくね!?
という実に「立派」なものらしい。だったら正直に最初からそう言やいいのに、国費を使って欧州大陸までウソを吐きに行ったのか。日本の総理大臣は嘘吐きですか。これは国威が失墜しますねぇ。
もっとも、アメリカにもジョージ・ブッシュとかいう名前の、駄法螺でイラク人とアメリカ人を万単位で殺しまくった大嘘吐き野郎がいるわけで、何事につけてもアメリカ様を立てて三歩後を付いて歩くのが日本のお国柄、ここいらの国際舞台でウソの一つも吐いて見せないとアメリカ様に忠誠心を疑われるのかもな。
と、ここまで書いてGoogleニュースをチェックしたら、asahi.comに「「暴力団撲滅へ徹底捜査を」 首相、国家公安委員長に」という記事が掲載されていた。以下に冒頭を引用する。
安倍首相は20日、伊藤一長・長崎市長の射殺事件や神奈川県相模原市などでの発砲事件を受けて、溝手国家公安委員長に「暴力団による発砲事件が続いているので、徹底した捜査、再発防止に取り組んでもらいたい。銃の発砲や暴力団撲滅に全力を尽くしてもらいたい」と電話で指示した。
……いや、たしかに銃や暴力団の取り締まりは重要だよ?ただ、長崎市長銃撃事件を受けてこの発言はいかがなものかと思うんだってば。これってつまり俺などが、長崎市長銃殺は「民主主義」や「言論の自由」への重大な挑戦であるという認識なのに対して、安倍は単に「法の統治」への挑戦であるとしか思っていないということじゃん。ひょっとすると、市長銃殺事件を「銃取り締まり・暴力団対策の不徹底」という問題に矮小化しようという意図があるのかもしれないけど。だいいち、与党政治家や関東地方の某地方自治体の首長などという連中は自ら頻々と「法の統治」に果敢にチャレンジしていらっしゃるので、今回の指示も真剣味が乏しいこと甚だしいし。
最後に、本稿を執筆する際、うろ覚えだった安倍NATO演説についてソースに当たるために「安倍 価値観 共有 民主主義 言論の自由 法の統治」などというキーワードでGoogle検索を実行したところ、上位にヒットしたのが「特亜の脅威」を引き合いに出しつつ件の安倍演説を賞賛するネットウヨのキショいblogばかりだったことには心底ゲンナリした(ホスト名を眺めていたら、産経のiza!がやたらと目に付いたしな)。ああいうトコに寄り集まって相互トラックバックや同意コメントの嵐で集団オナニー。ネットウヨは想像を絶するおめでたいメンタリティの持ち主ばかりのようですな。
2007/04/18
ぶぁんずぁい(万歳)!
今年の1月に長年使い込んできたHPのdeskjet 895Cxi(愛称は「Graphilたん」)に別れを告げた。大学2年の頃に買って以来9年近くレポートだのマニュアルだのをがしがし印刷しまくってきたが、インク切れと紙詰まり以外に問題を起こすことも無く、ぶっ続けに1000枚印刷などという無茶な要求を耐え忍んできたし、あっさりUSB接続で印刷できる、音が静か、印字速度が速い、などなど美点も数多かった。
しかし、いかに発売当時は優れていたとはいえ、所詮は骨董品も同然のプリンタ。さすがにそろそろ機能的に我慢がならなくなってきた。何が辛いって両面印刷ができないのが辛い。もちろん「奇数ページ印刷→紙を裏返してプリンタにセットして偶数ページ印刷」みたいな手順で印刷できないことはなかったが、あいにくうちのGraphilたんは時折給紙がとっちらかってしまうことがあり、丹精込めて奇数ページの印刷を終えた紙が、偶数ページの印刷中にあらかたおじゃんになってしまうこともたびたびだった。ほとんどつきっきりで監視していないと莫大なミスプリントが発生してしまうので最終的には両面印刷に挑戦するのは諦めたのだが、やっぱり半分の枚数しか持ち歩かずに済むというのは魅力的だ。そう言えば兄貴から借り受けたイメージスキャナも、使用頻度が低い割にやたらと幅を取り邪魔くさい。ここは両面印刷機能付の複合機を買うに如くはない!と思い定めて機種選定に入ったのだが、ほとんど考えることなく自動両面スキャンと自動両面印刷に対応した機種で一番安かった「HP Officejet 7210」に決まった。問題はこのプリンタがメーカー直販のみの取り扱いだということだったが、W-ZERO3からHPの通販サイトでさくっと購入。4日後にはあっさり自宅でご対面することができた。
数日間使った感触では、ハードウェアにはあまり不満は無いものの、ソフトウェアの出来が劣悪。もっとも、俺はLinuxマシンも持ってるので、Windowsで使い勝手が悪かろうともLinuxでまともに使えればさしたる不満は無い。調べてみたらどうやらLinuxでも使えるようなので、近日中に何とか目処をつけてしまいたいところだ。
2007/04/11
誕生日にろくでもないものが発売されると聞くと
そこはかとなく不愉快になるのは何故なんでしょう?
最近、アニメーション映画「ゲド戦記」のDVDが俺の誕生日に発売されるということが判明してその日一日はあまり愉快でなかった。確かにあれは「ある意味」後世に語り継ぐに値する作品ではあると思うので、発売されたら買う予定ではあるけどさ。
2007/03/26
2007/03/25
2007/03/13
良いゲームパッドはどこだ。
最近、日本ファルコムのアクションRPG「Ys」シリーズなど遊んでいるのだが、最近の作品(「ナピシュテムの筐」および「フェルガナの誓い」……遊んでないけどたぶん「ORIGIN」も)をやっててしみじみ思うのは「ゲームパッドがよろしくない!」ということだ。
そもそもが「英雄伝説6」のために求めたゲームパッドなので「まったりアナログ入力できれば良いや」と特に考えもせずLogicoolのRumblePad2など買ったのがいけなかった。「英雄伝説6」および「SC」で遊ぶ際には十分役立ってはくれたのだが、アクションゲームにはちと力不足の感が否めない。具体的に言うと「ダッシュ斬り」およびそこから派生する「ダッシュジャンプ」アクションを失敗しまくるのが困る。
ダッシュ斬りのアクションは「方向入力→方向ニュートラル→攻撃(→ダッシュジャンプの場合はダッシュ斬り中にジャンプ)」というコマンド入力で実現するのだが、アナログスティックを使用している場合(つまりゲーム中のほとんどの局面では)「方向ニュートラル」がどうしてもできない。何しろ方向入力後にニュートラルにしようとアナログスティックから指を離すと、スティックが戻る反動でニュートラル位置を通り越してアドルが後ろを向いてしまうのだ。というわけで「アナログ入力対応」「ニュートラル方向ボタン/スティックから手を離したときに迅速確実にニュートラル状態になる」という条件を満足するゲームパッドが欲しい。しかし天下のアキバでもゲームパッドってあまり品揃えがないのが困り物。Xbox360のパッドなんてのも売ってたんだが、あれはどうなんだろ?
ダッシュ斬り(&ダッシュ斬りジャンプ)を失敗する他の原因としては「入力に対する追従性がイマイチっぽい」というのも感じないではないが、ゲーム用じゃない機械で遊んでいるので(AGP4xだしAthlonMPデュアルだし)、問題なのがゲームパッドなのかソフトウェアなのかハードウェアなのか判らんため、とりあえず一番困っている「後ろ向き」問題が解決してから考えたいところだ。
なお、ボタンレイアウトが所謂「プレステ2互換」のゲームパッドは「サクラ大戦」「サクラ大戦2」「ファンタシースター千年紀の終わりに」などを遊ぶには適さない。こればっかりはサターンパッドでないとな!
2007/03/11
Blogger新バージョン対応作業
2007/03/10
をとこもすなる(以下略
3月までやっていたケータイの評価の仕事が終わった。ホッとした。……この季節に室温28℃というイカレた環境で仕事なんぞできるか。
ともあれ仕事してないと何かとヒマなので、ここらで一つmixiでもはじめてみるか!と一念発起して招待状を送ってもらったら……次の仕事の話が舞い込んだorz。W-ZERO3でぽつぽつぽちぽちアクセスすればいいから、まぁどうでもいいんだが。
2007/02/24
やっとこさ聴きましたCeltic Woman「Celtic Woman」
「トリノ冬季オリンピックで荒川静香選手が使った曲が入っている!」というわけで日本でもヒットしたらしいCeltic Womanの「Celtic Woman」を買って聴いてみた。
話題の「You Raise Me Up」は確かに名曲ではあるが、別にCeltic Womanオリジナルの曲ってワケじゃなし、他にも目立ったところではEnyaの「Orinoco Flow」(from Watermark)、CLANNADの「Theme from Harry's Game」(from Magical Ring)カバーが入ってるんだが、個人的にはオリジナルのが上だと思う。というかオリジナルとベクトルの向きがまるで同じというのがいただけない。「May It Be」ってのもいかにもEnyaっぽい曲だが……調べてみたらLord of the Ringの主題歌だったのね。
上記のような顛末で大して感銘を受けない代物だった。
2007/02/13
MAN-MACHINEならぬWOMAN-MACHINEってか?
柳沢厚生労働大臣のおバカな失言について、今更ながら私見をまとめてみた。
これは間違い無く罷免に値する失言だ。とはいえ、人をモノ扱いしているとか女性蔑視的な価値観の持ち主だとかいうこと自体がけしからんから罷免だというわけではない。女性蔑視の思想は俺には無いが、人間をモノ扱いするという点では俺のほうが酷いかもしれないからな。俺の感覚では人間なんぞ性別によらず有機ロボット扱いだ。もっとも、分別があるのでそんなことを他人の面前で口にしたりはしないんだが。
戦前じゃないんだから、あんなコトを言ったら問題になるに決まってるというのに、そこに思いが至らないのは非常識な世間知らずか絶望的に想像力が足りてない無能さの現れだ。そして無能な人間に政府の要職をまかすのは当然のことながら言語道断。さっさと首を飛ばすべきだ。
もっとも、任命した安部総理も「残業代を払わなければ残業する従業員がいなくなって失業者や少子化にいい」みたいな失言をやらかしているわけで、まったく絶望的な内閣ができてしまったものだ。こんな内閣を作り出すような政党を積極的/消極的に支持した(消極的な支持というのは棄権したり故意に無効票を投じる行為のことだ)ボンクラはどこのどいつだ。