2009/05/09

あれげメモ: DOS/Vゲーム on dosemu

Linuxで動く仮想DOS環境「dosemu」を使い始めたのだが、なかなか具合がよろしい。

DOS/Vで動く国産ゲームはほぼ例外なく「EMS」と「コンベンショナルメモリ」しか使ってくれないのだが、VirtualBox・VirtualPCなど「PCのエミュレータ」は、サポートする機能が豊富な反面、仮想マシンのアッパーメモリブロックに未使用領域がなくなってしまいEMSのページフレームすら確保できないという致命的な問題に遭遇してしまう。もちろん実機も事情は同じで、USBキーボードだのシリアルATAだのネットワークブートだののサポートのため、アッパーメモリブロックは立錐の余地なくBIOSやアダプタROMに占拠されている。

dosemuは「PCのエミュレータ」と違い「DOSが動く環境」をエミュレーションするので、この辺の制約から比較的自由という強みがある。PC-DOSをインストールして手持ちのゲームの動作を確認したところ「遺作」はエンディングまで問題なく動作した。しかし音が鳴らないのがちょっと切ない。この辺は今後の課題だな。あと、他のゲームも試さなきゃ。



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