2005/12/15

何でェちゃんと焼けるじゃないの。

2週間ほど前にWindowsマシンのHDDを換装。ついでに職場に奉公に出したDVDマルチドライブの代わりに「Pioneer DVR-110」を買ってきたのだが、見計らったように職場でDVD-R大量作成のご注文が発生。テスト用にDVD-RWを3枚と本番用のDVD-Rを6枚作成しろとのおおせなのだが、テストでは何度も焼き直しが入るので焼く回数は9回なんてもんじゃない。職場に転がっているGSA-4040だのLF-M621だのを使って標準速や2倍速で焼いてちゃ追っつかないからってんで、新鋭を丁稚に出そうと外付けケースに入れて持ち込んだのだが、なぜか半端じゃない頻度で書き込みに失敗する。焼きマシンの性能はそれほど悪くないはずなんだが、現実に失敗するんだからしょうがない。

そこで本日、一念発起して検証用にDVD+R, DVD-RW, DVD+RW, DVD+R DL, DVD-R DLと片っ端からメディア(しかも最高速で記録できる高いの)を買いあさって(5倍速記録対応DVD-RAMは先日導入済み)焼いてみることにした。検証用メディアは〆て7,000円也。もちろん全部自腹である。いくら身銭を切らんと芸は身につかないとはいえ、いささかやりすぎ。今月はまだ電話代も部屋代も払っていないし、地方税の納付だって控えているってのに、何をやってるんだかorz。

しかも、買っちまったものはしようがねェと意気込んでDVD-RWを6倍速で焼いてみたのだが、職場ではアレほどまでに愚図っていたのに自宅のPCでは何のことは無く6倍速RW書き込みが成功しくさる。……こんなに派手に散財して、年越せるのか>俺。しかもせっかく買い込んだ太陽誘電製16倍速記録対応DVD-Rは、なぜか5倍速程度でしか焼けないし……。

2005/12/02

ディスク交換。

一ヶ月以上の間、バッドセクタを延々と生産しつづけて俺を悩ましてくれたナイスなHDD(IBM IC35L080AVVA07)を撤去し、新しいディスク(Seagate Barracuda 7200.7 80GB)と交換。中身の移行にはソースネクストが安く売っているAcronis Partition Expert Personalを使用した。

実は「どうせ買うなら80GBのディスク2台とRAIDカードでも買って、RAID-0で100MB/sを目指してみようか」などと思わないでもなかったのだが、はなはだ残念なことに、仕事帰りに寄ったアキバじゃS-ATA RAIDアダプタといっても32bit/33MHz PCIのヘタレしか存在しなかったので挫折。私の愛機はTiger MPXで64bit/66MHz PCIバスが2本ほどあり、先日は念願のGbE NIC(3Com 3C2000-T)で一つ埋めたので、もう一つの使い道を現在募集中なのだが……。

でも、ここは潔く観念して、PromiseのFastTrackのちょっと良い目のヤツでも買って事足れりとしたほうが良いのかもしれない。

2005/11/27

今日の音楽:「ハリーのゲームのテーマ(Theme from Harry's Game)」 by CLANNAD

エンヤの姉のモイアがボーカルをやってるアイルランドのバンド「クラナド」の曲で、最近はLEXUSのCFでも流れている。エンヤの曲が最近どうも明るくポップなのばっかりで、今ひとつ物足りないという向きにはお勧め。問題は入手性が極めて悪いことでしょうかねぇ。

2005/11/19

すげぇ当社比40%のl高速化ですよ奥さん!

ことのおこり

Debian sargeのオフィシャルインストールDVDにはLinux version 2.6.8のAMD64版カーネルがこっそり(って何だよ)収録されている。それじゃちょいとカーネル突っ込んでhrootしてdebootstrapで64bit環境もどきを作ってみようかい、てなわけで/pure64というフォルダの下にtestingのAMD64を入れて、最小限のシステムを放り込んだ後vorbis-toolsとか入れてベンチマークを取ってみた。

ベンチマーク

とはいっても厳密なアレではなく、極々テケトーに一発勝負で計測。元ネタはPSY・Sの「Emotional Engine」から「be with YOU」を取り込んでFLAC --bestでエンコードしたFLACファイル。これをオプション指定無し(-q 3)でOgg/Vorbisに変換したときの「倍速」を計測した。実はsargeとtesting(つまりetch)の比較なんで、コンパイラからして違うから(sargeはgcc b3.3でetchは4.0)あまり意味が無いのは百も承知なわけだが、それはさておき。

計測結果
32bit環境11.7894
64bit環境16.6642

いくらマルチメディア系だから(x86_64なバイナリは-mfp=sse3を指定してビルドされているので、浮動小数演算が高速化されやすい)とはいえ、40%も高速化してやがりますではないですか。これは美味しいなぁ。早く64bitネイティブに移行したいもんだ。

2005/11/09

あれげメモ:Athlon64のPowerNow!の使い方

Debian SargeのカーネルでCPUFreqからPowerNow!を使うにはどうするんだか。と考えてあれこれ試行錯誤。

PowerNow!ドライバモジュールのロード

modprobe powernow-k8でおしまい。

ガバナーモジュールの追加

modprobeでガバナーモジュールを追加する。2.6.8だと以下のようなモジュールが使えるんだそうな(括弧内は対応するモジュール名)。

"performance" governer(cpufreq-performance)
最高性能を発揮するようにCPUの消費電力を調整する。つまり節電効果は期待できない。動作クロックはAthlon64 3000+の場合2000/1800/1000MHzの3種類だった。
"powersave" governer(cpufreq-powersave)
こちらは電気をケチるように消費電力を調整する。性能は期待できない。
"userspace"governer(cpufreq-userspace)
ユーザースペースアプリケーションで制御する。

手で弄る(sysfsで遊ぼう)

/sys/devices/system/cpu/cpu[0-9]+/cpufreqディレクトリ(マルチプロセッサ構成の場合は複数のディレクトリができる)にCPUの情報ファイルができるので、echoコマンド一発で動作クロックを変更したり、すでにロード済みのガバナーモジュールであれば好き勝手に切り替えることができる。

アプリで制御

emifreq-appletなるアプリケーションでGNOMEデスクトップ環境からガバナーモジュールを切り替えたり動作クロックを弄ったりできる。

今後の課題

ホントはもっと新しいカーネルで、ondemandガバナー(これはシステムの可動状況に応じて自動的にクロック周波数を変化させる)を使いたかったんだが。まぁいいや、カーネルバージョンアップに再チャレンジだ。

2005/11/05

ファイルサーバのパワーアップ

あまりの遅さに堪えかねてファイルサーバをパワーアップしてみた。現在はこんな感じのスペックになっている。

CPU
AMD Athlon64 3000+(Socket754)
メモリ
PC3200(DDR400) 512MB
マザーボード
MSI K8N Neo3-F(nForce4-4x)
HDD
  • Seagate U10(UltraATA100/5400rpm/10GB)
  • Samsung SpinPoint SP1604N(UltraATA100/7200rpm/160GB)
  • Samsung SpinPoint SP1614N(UltraATA100/7200rpm/160GB)
DVD-ROM
Pionner DVD-122P
VGA
#9 Revolution3D WRAM PCI 8MB(#9 T2R)
その他
  • Adaptec USB2Connect
  • Promise Ultra100TX2
OS
Debian GNU/Linux 3.1(sarge)

かなりいいかげんにありあわせのパーツで組んであるので、凄いことになっている。このマザーボード、AGP互換スロットとかいう代物が搭載されているのだが、手持ちのAGP 8xカード「ECS REX」を突っ込んだところ予想通り動かなかったので、こんなヴィンテージ物のビデオカードを使っている。HDDにはSATAのドングルをかましてSATA化しても良かったんだが、そんなにご大層なHDDでも無いのでUltra100TX2にぶら下げたままにしておく。

まずはディスクI/O性能の高速化に驚嘆

どうやらU10はUltraATA66でつなぐとまともな性能が出ないらしい。何しろ以前はhdparm -tの結果が8MB/sにも満たかったが、アップグレードしたら28MB/sなんてステキ数字を叩き出す。Ultra100TX2にぶら下がってるSamsung勢もCPU高速化の恩恵を受けて50MB/sオーバー。これは堪らん。RAID-0でアレイ組んだら楽しそうだな~とは思ったものの、考えてみたら50MB/sクラスの性能が出るディスクをストライピングしても、32bit/33MHz PCIバスが足を引っ張る気配が濃厚なのであっさり没。このカード、TigerMPXに挿せば66MHz動作するんだけどなぁ……。

GbE対応のあれこれ

NICドライバについて

メインマシンのNICは3Comの3C2000-Tで、Tiger MPXの64bit/66MHz PCIスロットに刺さっているため、楽勝でGbEに対応できる。今回買ったK8N Neo3-FにはオンボードのGbE NICが載っているのでこれまた楽勝だろう。マザーボードの箱には「Marvell 88E1111によるGbE」って書いてあるんだが、実際にはMarvell 88E1111はただのトランシーバで、コントローラはnForce4-4xの統合NICだった。……まったく紛らわしい書き方をしてくれる。問題はnVidiaのプロプラエタリドライバを使わないとLinuxでNICを使えんのではないかということだが、調べてみたらリバースエンジニアリングして作ったオープンソースのnForce用NICドライバ「forcedeth」で難なく動いている。

ネットワーク性能

CAT5eクロスケーブルでメインマシンとファイルサーバを接続して、ファイルサーバからメインマシンへのファイル転送速度を測ってみたところ、36MB/sという数字が叩き出せた。パワーアップ前は6MB/s出ないこともざらだったのでこれは嬉しい。

Jumbo Frame対応作業あれこれ

MTUがデフォルトの1500のままでこの性能では、ジャンボフレームに対応させたらどれくらい速くなるのか知りたいのが人情というものだ。で、ifconfig eth0 mtu 9000とかやったら、MTUのサイズが不正だと怒られてしまったorz。調べてみたらsargeのカーネル(2.6.8)のforcedethドライバではジャンボフレームには対応していないんだそうな。最新バージョンではOKらしいので、Athlon64の馬力に物を言わせてカーネルを2.6.14にアップデート。 しかしどうも過激にカーネルコンフィグを弄くりすぎたらしく、ideドライバがへそを曲げる。ついにはカーネルがブートしなくなってしまった(号泣)。再インストールだなぁ……orz。

2005/10/25

体調不良

最近体が異常にだるい。というわけで早く飯とクスリかっくらって寝る。

2005/10/15

こ、こいつこんなに楽だったのか!

というわけで工画堂スタジオの「羅刹」なんぞをプレイ中。 最初、お頭はラティアラを選んでゲームを始めたのだが、あまりの面倒臭さに挫折。ウダチカだのアクチーニャだのをブラッタから進化さす面倒臭さはどうにも堪えがたいものが……。 で、プッツンしてスタンシアでやり直し。……スゲェ楽だ……。

2005/09/24

あれげメモ:Debianのカーネルパッケージをdistccで快適にコンパイル

なんとなくdistccでネットワーク分散コンパイルしたくなったので、いろいろ試行錯誤した結果をメモ。

用意するもの

  • 悪役1号。分散コンパイルクライアント。C3(Samuel)-800MHzの遅いPC。Debian sargeを放り込んでファイルサーバとして運用中。
  • 悪役2号。Athlon MP 2800+デュアルPC。Windows 2000 Professionalインストール済み。
  • Microsoft Virtual PC 2004 SP1。悪役2号上のゲストOSの方が悪役1号より速い(涙)。
  • Debian sarge。今回使うOS。悪役1号および悪役2号上で動作するVirtual PCゲストOS「vpc-Linux」にインストール済み。
  • kernel-source-2.6.8。当然。
  • kernel-package。言うまでもなく。
  • gcc他開発ツールいろいろ。あたりまえですが。
  • distcc。必要です。
  • Virtual PCのゲストOS「vpc-Linux」分散コンパイルサーバ。エミュの癖にC3-800MHzより速い。割り当てメモリ512MB。

分散コンパイルクライアント「悪役1号」での設定

distccをインストールしてdistccdを起動したら、環境設定をする。

コンパイラの差し替え

Debianの場合、PATH環境変数は標準で/usr/local/binが/usr/local/binより優先されるようになっている。したがって、gccの代わりにdistccを使うべく(今回はg++は使わないからgccのみ弄る)、以下のコマンドを実行する。


cd /usr/local/bin
ln -s ../../bin/distcc ./gcc
環境変数の設定

make-kpkgで並列コンパイルを行うために環境変数CONCURRENCY_LEVELを定義する。今回は4にしておいた。これでmake-kpkgから呼び出されるmakeは「-j4」オプション付きで実行され、最大4つのファイルを並列でコンパイルすることになる。分散コンパイルサーバのCPU使用率がスカスカだったので、もっと多くても良いような気がしないでもない。

export CONCURRENCY_LEVEL=4
分散コンパイルサーバの設定

次は「どのコンピュータで分散コンパイルを行うか」を設定する。具体的にはDISTCC_HOSTS環境変数を設定するだけ。DISTCC_HOSTSには分散コンパイルサーバをスペースで区切って並べるだけ。ちなみに優先順位は先に書いたサーバの方が高いので、速い(or 空いている)順に書き並べていくのが良いと思う。今回は本物PCより速い仮想PCがあるので、そっちを優先して使うことにする。

export DISTCC_HOSTS=vpc-Linux localhost

以上で分散コンパイルクライアントの設定はおしまい。

分散コンパイルサーバ「vpc-Linux」の設定

distccインストール時に行う設定については省略する。クライアント側とコンパイラその他のバージョンを合わせ、distccdを起動する。以上で設定は終了。

distccモニタの起動

再びクライアントに戻って、分散コンパイルモニタを実行する。Xが動くならdistccmon-gnome, 端末から見るのであればコンソール版のdistccmon-textを実行する。今回はsshでリモートからクライアントを操作しているのでコンソール版を使用することにして以下のコマンドを実行する。引数は秒単位の更新間隔なので、以下のコマンドの場合は1秒ごとに情報が更新される。

distccmon-text 1

お待ちかねの分散コンパイル

設定を確認した上でmake-kpkgを実行すればネットワーク分散コンパイルがさくさく進み、しばらくするとカーネルパッケージが出来上がり。

今後の課題

  • Virtual PCみたいなフルセットの仮想環境はオーバーヘッドがでかいので、XenとかcoLinux, QEMUあたりでオーバーヘッドを減らして高速化を図る。
  • ccacheと組み合わせてもっと速く。

2005/09/21

うーむ、予想はしていたものの。

私が現在使用中のLCDディスプレイ(Diamondcrysta RDT1711VM)にはステレオスピーカーが付いている。こいつを使うと年代物のスピーカー(Pioneer MPC-PS50)を取っ払えるのが魅力的だ。ご利益はスピーカーを取っ払えるだけでなく、馬鹿でかいACアダプタをケーブルの腐海から撤去できることなどいくつかあるのだが、試しに音を鳴らしてみて諦めた。これで音楽とDVDを鑑賞したりゲームで遊ぶのはチト辛い。

2005/09/19

とりあえず一度感電して死んどけ>馬鹿兄貴

最近俺の馬鹿兄貴が電気工作をやっている。今日は三連休なのでせっせと工作にいそしみ、なにやらおもちゃを完成させた。しかし素人が作ったものだから一撃目からまともに動くはずが無く、家庭用電源に接続するなりブレーカーを落としやがった。俺の愛機×2も道連れで電源断。

もう一度やったらヤツの財布から3万円抜いてAPCのUPS買い込んでやる。

2005/09/16

なんだってSeagate U10はこんなに遅い!

選挙に行って帰ってきたら、ファイルサーバのシステムディスクが飛んでました。手持ちのディスクの中で最古参だったし、最近剣呑な挙動を示していたのでだましだまし使っていたのですが、ついに決定的に昇天してしまったようです。さようなら、そして長い間ありがとうDPTA-371360。最初はWindowsで使っていたんだけど、他のディスクが壊れるたびにあっちこっちのPCに移し変えていたら、いつのまにかファイルサーバでLinuxなんぞインストールされてしまっていたよな。でも文句一つ言わずに酷使に耐えぬいてくれて俺は感謝の気持ちでいっぱいだ。叶うことならもっと長いこと使いたかったよ。

というのも、スペアに用意しておいたHDD「Seagate U10」が絶望的に遅いんです。転送モードをUltraATA Mode 4にしても8MB/sしか出ないんだから。起動が遅いリモートログインが遅いコマンドの実行が遅いエディタの保存が遅い、とにかくどえらくストレスがたまります。いっそRaptorでも買っちまおうか、36GBもあればブートドライブに使うには十分だしさとか不穏なことを考えてしまう今日この頃。

2005/09/04

今月のPCゲーム

システムソフト・アルファーの「ホワイトダイアモンド2」を買ってまいりました。前作「ホワイトダイアモンド」は処分品セールで叩き売られていたのを買ってきたわけなのですが、今回は処分品セールを待たずに購入してしまいました。邪道だ(どこがやねん)。

しいて購入の動機を述べるとすれば去年「復活の地」を全力で読み倒したのと、今年に入って「パンプキン・シザーズ」なぞ読み始めたことで「災害復興」ものに対する関心が高まっていたことでしょうか。

全部片付けてからちゃんとした感想を書きたいのですが、ゲームシステムについて一言。……CD-DAで音楽再生は良いんだけど、せめてもう少し各曲を長尺にできなかったんですかね。Windowsの仕様上CD-DAトラックの頭出しをしている間はCD再生を制御しているスレッド全体?が止まってしまうんですが、このゲームときたら短いBGMをひっきりなしにリピートしているためにゲーム全体が高頻度で操作を受け付けなくなり、応答性がものすごく悪いんですよ。キャラクターボイスにOgg/Vorbis使うなら、音楽もOgg/Vorbisにしちまえば良かろうと思うんですけど。まさかVorbisのデコードに食われるマシンパワーを心配しているわけでもないでしょうに……。

もっとも、単に起動ディスクチェックのためだけにCD-ROMドライブを占有するのは気が引けるから(ゲームディスクは"著作権保護"技術が仕込んである)大義名分を立たせるためのCD-DAなのかもしれませんけど。

あとは操作系がいまいち直感的ではない(2階に登るのに、階段のどこをクリックしたら良いのか分からず30分悩んだ)とか、メッセージフラグの管理が甘いのも困ったものだとは思います。

2005/08/23

ファイルサーバGbE対応計画の失敗。

週末アキバで3Com 3C2000-TなんてNICを買ってしまいました。

ファイルサーバで使用しているオンボードNIC はSiS900という、インテリジェントでなくてプロセッサパワーを馬鹿食いする代物なので、これをインテリジェントなヤツに換えればスピードアップするかな?と期待して買った代物だったんですが……。システム要件をまともに読まない俺が悪かったんです。

PCI 2.2 compliant PC

……我が家のファイルサーバであるところのECS P6VEM3(VIA C3 800MHz)はPCI 2.1 compliant PCなので認識すらされやがりませんでした(血涙)。

大 枚はたいて購入した高級なNICを使わないのも忍びないので、Tiger MPXに突っ込むことにしました。3C2000-Tは66MHz PCI対応なのでTiger MPXの64bit/66MHz PCIスロットに突っ込めば32bit/66MHzで動作するはずです。つまりGbE上等なシステムに早変わり!

というわけで早速インストールしてスクリーンショットを取ってみました。バススピードはしっかり66MHzになっています。これでAthlon MPデュアルマシンのGbE対応は終了です。

しかしファイルサーバはNICのパワーアップもおぼつかなくなりつつあるか(USBのNICという手段もあるけど、あれは480Mbps止まり)。そろそろシステムをアップグレードしたいなぁ。PCI-Express x1のGbE NICも秋葉原で見かけるようになったことだし、ここらでCPUとマザーボードをどーんと……アップデートできる懐具合じゃ無いんだよなorz。

2005/08/05

ユーザー登録完了

eTrust AntiVirusは登録済みだったが、本日晴れてeTrust PestPatrol AntiSpywareの登録も完了。ついでにメンバーログインもできるようになった。やれやれ。

2005/08/03

ディスプレイ買った。

NEC三菱ビジュアルシステムの「RDT1711VM BK」というLCD。下から2番目くらいのモデルらしい。選択基準は大体以下のとおり。

2系統入力で、最低1系統はデジタル入力であること

アナログ1系統だけだとどうしてもKVMスイッチを挟みたくなるのだが(つねおは自室にPCを2台所有)、この手のデバイスをかますと例外なく画質は悪化する。したがって2系統入力は必須。さらに、昨今のビデオカードはアナログ出力の劣化が著しいため(NumberNine Visual Technologyもな無くなってしまったなぁ…)、常用する場合はDVI必須。

反応速度がそこそこ速いこと

反応速度については、大体25ms/16ms/12ms/8msの4通りのモデルが存在する。当然速ければ速いほど動画再生に向いているわけだが、お値段も張る。LCDはCRTと表示原理が違うので、リフレッシュレートなんてそれほど高くなくても構わないが、さすがに60fpsの動画がダメというのはちょっと切ないものがあるので、25msはヤダ。そこで「16ms以下」を目安とした。

SXGA必須

今まで15インチCRTでXGA(1024x768)を常用していたので、やっぱりそれより広くないと。アスペクト比を考慮すると1280x960が良いのだが、このディスプレイ設定だとたいていのディスプレイ(1280x1024まで対応)でスムージングがかかるのがよろしくない。

販売価格3万5千円以下

貧乏人ということで。

そんなこんなであれこれ近くのYドバシカメラで見て回った結果こいつが目に止まったわけ。画質もそれほど悪くないので値段相応な買い物ではあったのだが、いくつか不満も。

どうせ使わないのでスピーカー不要

このディスプレイにはスピーカーもついてくるのだが、はっきり言って要らない。そんなものより入力切替連動のキーボード・マウス切り替え器とかUSB切り替え器でも内蔵してくれ。百歩譲ってただのUSBハブでも可。DELLのUltraSharpには付いてくるぞ。

擬似フルカラー

リアル24bit表示のLCDに比べると、やはりグラデーションとかの表現はちょっと見劣りする。

縦画面表示未対応

90度回して縦長表示できない……縦スクロールシューティングの名作「レイフォース」をサルのように遊び倒せるのにッ!!

2005/08/02

これもまた。

仕事に関連して(というのは建前で単なる趣味で)Computer Associatesの「eTrust EZ AntiVirus 2005」および「eTrust PestPatrol AntiSpyware 2005」を導入してみた。McAfee VirusScanと違って定義ファイルのアップデートは専用アップデータなのがいいが、気になる点も。

EZ AntiVirusはアーカイブファイル・圧縮ファイルのサポートが甘い

7-Zipはともかく、bzip2の中をスキャンできないのはダメなんじゃないかな……と思ったが、考えてみればSymantec AntiVirusもbzip2と7-zipがダメなので、競合他社と同程度にはサポートしているとも言えるな。McAfeeは試した範囲では7-zip以外オールOKでしたが。

ユーザー登録システムがタコ

EZ AntiVirusは首尾良くユーザー登録までこぎつけたものの、登録確認メールが届いているにも関わらず、CAのオンラインストアへのログインが一度たりとも成功しない。EZ AntiVirusのあとに登録しようとしたPestPatrolにいたっては登録すらできない……ブラウザ(Firefox)のせいを疑ってみたが、IE6でやり直してもダメときている。頭に来ることに「パスワード忘れたから教えてくれ」フォームを使うと、きちんとパスワードを教えてくれるメールが届きやがる(怒)。さて、どうしたもんだかなぁ。

2005/07/28

どうやら26日発売だったみたいで。

買ってきました>千マイル急行(上)。 …セイオの次はテオ坊ちゃんが主人公ですか。いい感じにコントラストを作り出しておりますね。

2005/07/26

そいで結局のところ

「疾走!千マイル急行」(小川一水)はいつ出ますか>朝日ソノラマ。 「7月下旬」発売って…もう下旬も折り返し点を過ぎましたぜ。

2005/07/24

Book Review: 小川一水「こちら郵政省特配課」 & 「追伸 こちら特別配達課」

お話の内容はこんな感じ。
三河の田舎で郵便配達員をしていた八橋鳳一は不正を告発して配達員を辞めるが、学生時代の恩師から郵政省本省での仕事に誘われる。オフィス・パソコン・エリート…期待に胸を膨らませて郵政省のビルを訪れた彼を待っていたのは、予算青天井・採算度外視で一、郵政省の面子のために・二、採算度外視で手段を選ばず・三、民間よりも速く配達するための"郵政省郵務局特別配達課"の、一癖どころか二癖も三癖もあるような面々だった。パソコンやエリートとは無縁な額縁入りの現場仕事…夢と現実のギャップに唖然とした彼だったが、お子様でじゃじゃ馬な美女の上司「桜田 美鳥」の元、持ち前の反骨精神と悪知恵で日本全国津々浦々のさまざまな郵便物の配達に邁進する!

俺は良くできたバカ話は大好きで、そういう点からするとこの2冊はたいそう良くできていますが、それはひとまずさておいて、ツッコミどころもあちこちにちらほらと。読み始めるとすぐこんな記述が。

総じるに、美人である。プロポーションも、絶対的な数字は少ないが均整が取れている。縦方向に四分の五倍角をかければ、モデルで通るだろう。

縦にだけ5/4倍するとモデル体型っつーことは所謂「トランジスタグラマー」という体型なのではないかと思うんですが(それはそれで萌えるという声もあるかも知れないが)。あと、同じページにはこっそりガンダムネタもあったりして、あざといなぁとちょっと引いたり。

他には競馬の東京優駿(日本ダービー)に出走する馬のことを「ダービー馬」って呼んでたり(日本ダービーの優勝馬がダービー馬じゃないかな)、続編の「追伸 こちら特別配達課」では一次曲線なんて珍妙なアレ(一次曲線って…一次は直線だぞ)も。修行が足りていないなぁというか、所詮はライトノベルと言うか。

さて、いよいよお話の内容について。この話を構成しているのは大体3つの要素だと思っといて構いません。

  1. 親方日の丸万歳
  2. 現場根性
  3. テクノロジー萌え

主人公たちは危篤の老人の最期の願いをかなえるために家一軒丸ごとを病院の前まで皇居の中を突っ切って(!)運んだり、特殊な伝染病のワクチンを運ぶために東京の大深度地下に敷設されたリニアモーターカーで突っ走ったり、月宛の手紙を月面に配達するためにH2ロケットに小包を便乗させたりという荒唐無稽の限りを尽くすわけで、こういうスケールのでかい馬鹿ができるのはジャパニーズ公務員ならではですが、同時に彼らは公務員であるが故に事勿れ主義の硬直した官僚機構にも悩まされます。そういう障壁を差出人と受取人のために、特配課の面々の持ち前の現場根性(と主人公の悪知恵)で突破していく痛快さがこの作品の醍醐味なんですが、こういう視点は他にはありません。作者の着眼点の巧みさが光ります。

そしてテクノロジーについては特配課が使用するコンバータプレーン・郵便新幹線・リニアモーターカー・スパコンなどの途方も無く充実した装備や、お話のネタであるH2ロケットや家の輸送(日本の土木技術は世界トップクラスだそうで)や伝染病対策などなどで熱く燃えることが出来ます。

「追伸」では主人公たちが民営化される郵政省でリストラの痛みに苦悩し、最後に「郵便配達」という縄張り意識を捨てて「配達」に生きがいを見出すという成長のドラマがあり、主人公と美鳥の恋愛があり、ライトノベルのツボはきっちりとソツなく抑えています。登場人物も魅力的ですし、まず1級品の出来でしょう。くどいようですが勢いで書いたような節があって(もともと作者はめちゃくちゃ筆が速い)粗が目立ちますが、根性が曲がってないとそんなの気が付かないし無問題ッスよね!

しかし「こちら郵政省特配課」は現在品切れ中で再版予定が未定なんだよなぁ(俺は近所のブックオフでセコハンを入手)。小川一水もだいぶ有名になったことだし、そろそろ重版かけません?>朝日ソノラマさん。