2007/11/14

Proliant ML115鬼パワーアップ

いやぁ最近はメモリが安いですな。2GBのモジュールが1万円を切るなんて!!……というわけでDDR2-800の2GBを4枚挿してしまいました。AMD64アーキテクチャの制約で、シングルプロセッサシステムではこれ以上はメモリを挿せません(AMD64はNUMAなので、メモリの最大積載可能容量はプロセッサ数によって決まる)。ともあれ、メモリが16倍(……なんてアホな数字だ……)に増えたおかげで、仮想マシンを作るときにメモリ不足に悩むことはなくなりましたよイヤッホゥ!ってゆーかHDDイメージをRAMDISKとかtmpfsに拵える荒業もオッケーです!

仮想マシンをぶん回すとさすがにシングルコアでは厳しかったので、Athlon64 X2 5200+も購入してしまいました。なんで5200+なのかというと、L2キャッシュがコアごとに1MB実装されていて(これ以下のプロセッサナンバーだとコアごとに512KB)、しかもTDP65Wで最速だから。そして何故TDP65Wにこだわるのかというと、Proliant ML115は特殊なCPUクーラーしか使えんので、元々載っているCPUとTDPが同程度のプロセッサを使うに越したことは無いからです。

まずはメモリだけ取り付けて電源を投入したところ、BIOSセットアップからはあっさりメモリ8GBと認識されてOSからも8GB使えてしまいました。勢いに乗ってCPUも換装しましたが、これまたすんなり認識され、熱暴走を起こすこと無く順調にぶん回ります。万事すんなり動いてしまい得意の絶頂ですが、CPUの換装は面倒くさかったですね。CPUクーラーを外す作業は難なく終わったのですが、取り付けるのが難儀。片手でクーラーを上から押さえつけ(押さえ方が甘いとCPUコアが欠ける恐れがある)、もう一方の手にドライバーを持って、気合でネジを締めるというのがどうにも。もっとすんなり取り付けられ仕組みにできなかったんですかね>HP。

ともかくQEMUとかVirtualBoxとかでゲストOSを試しているのですが、どうにもパフォーマンスが良くありません。特にQEMUのCD-ROMエミュレーションの性能の低さは特筆に価します。パワーアップ前にCentOS5.0をインストールしたら、まるまる半日ぶっ続けでインストーラが動いてましたorz。VirtualBoxは多少マシですが、これも起動するたびに「登録しろ!」とうるさいし(いや、メアドと名前を教えてやるのは吝かじゃないんだが、LANからプロキシ越しには登録できないというのは如何なもんでしょ)。

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