2008/12/25

[今日の読書]「不全世界の創造手」(小川一水)

地元の本屋で購入し3時間で読了。あらすじはだいたいこんな感じですかね。

戸田祐機(とだ ゆうき)は父の経営する工場で様々な経験を積みながら育ち、高校生の若さでロボットエンジニアとしての才能を開花させていた。しかし余人は彼の天才をまったく理解できず、多少なりとも評価していたのは幼なじみの大夜だけ。工場も潰れてしまい、自宅の納屋で人知れずロボットを試作し、才能をもてあます日々を送っていた。
しかし、そんな彼が一か八かを狙ってウェブで研究費のスポンサーを募集したところ、ジスレーヌと名乗るカナダ人の少女が日本にやってきた。世界一の大富豪の娘だという彼女は、祐機の研究に出資を申し出る。
祐機のライフワークである自己増殖型ロボットの開発によって土木工事に大変革を引き起こした祐機とジスレーヌだったが、巨大な国際組織GAWPが祐機の技術を横取りしてしまう。果たして祐機とジスレーヌ、そしてGAWPは世界をどのように変えてしまうのか?

ストーリーはコミカルだし、自己増殖機械で世界を変える!という主人公の志が熱いし、キャラクターも魅力的です。ジスレーヌのかあちゃんには爆笑させてもらいました。良い作品です。

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2008/12/15

「ついで」のはずが……

この数年で買い貯めたマンガが本棚に収まりきらないで床に平積みになっている現状を深く憂慮し(部屋がちっとも片付かん)近所(徒歩15分)の新古書店で処分してます。せっかくなので私の兄貴にも「不要な本があったらついでに処分するぜ」と声をかけておいたのですが……。「要処分だ」と兄貴が積み上げた本の山を見て唖然。

小振りな段ボール1箱半(先週も処分したんで比較的少なめ)。
兄貴
一回りでかい段ボール4箱

どう見ても「ついでに処分」という分量ではありません。ド厚かましいにも程があるでホンマ(from ナニワ金融道)。「こんな分量の本を人力で新古書店の店頭まで持って行けるか!」と処分を断ったら「じゃあ宅本便(新古書店側が集荷して買い取ってくれるサービス)申し込んでくれ」……あのな、そのサービスは申し込んでから集荷まで数日かかるし、買い取り完了まではさらに何日もかかるんだよ。自分だけなら段ボール箱をカートに積んで、新古書店までごろごろ歩いて出向けば小一時間で買い取り査定が済むってのに、なんで「ついで」のためににそんな手間をかけにゃならんのだ?終いにゃ手間賃請求すんぞ、このモンスターブラザーが。

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2008/12/04

むぅ、いい仕事だ。

明日の朝飯・昼飯を調達すべくふらりと入ったコンビニで「緑のたぬき味 コーンスナック」「赤いきつね味 コーンチップス」なる素敵なスナック菓子を発見。こんなもん作るのはおそらくあそこだろ、と思って確認してみたら案の定ジャパンフリトレー株式会社の仕業だった。

さっそく入手してまずは「緑のたぬき味」をつまんでみたのだが……うん、たしかにちゃんとそういう味がする。さすがジャパンフリトレー、色物スナック菓子を真面目に作ると余人の追随を許さない怪作を生み出す会社だ。かつての「ゴーヤースナック」もいい味してたしな(ちゃんと苦かった)。

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