2005/01/23

笑わせてくれるぜNHK

晩飯を食いながらテレビを見ていたら、戦後60周年企画とやらのNHKスペシャルをやっておりました。憲法について何回かに分けて、さまざまな意見を紹介 しながら議論していくんだそうですが…「お前らには憲法より先に議論すべきことがあるだろうが」と突っ込みを入れたくてしょうがない。この時期、貴様らが 真っ先に議論すべきは「放送法」だろうが。

「まず隗より始めよ」と中国の偉い人は言ったし、ざっと2000年前に生きていた父親不明の おっさんは「自分の目の中のはりを取り除けない者に、どうして他人の目の中のはりを取り除けようか」みたいなことを言った(うろ覚えもいいところだが)。 これらの格言を踏まえて、最優先で率先垂範して放送法の改正に向けて世論を喚起すべきだろうと思うんだがなぁ…自浄能力の無い自称「公共放送」にリードしてもらわなきゃ憲法改正の議論もできないほど、この国の人間のお頭は悪くない。悪くないはずだ。できれば悪くないといいなぁ。

テレビ受像機を所有する全ての世帯はNHKと受信契約を結ばなくてはならないなんてトンデモな法律の上に胡座かいて、戦前は政府の御用放送局だったことについての反省も無しに戦後60年を過ごして、すっかりボケボケになったってワケだ。戦争したくて(正確には「兵隊を前線に送り出したくて」)しょうがない「平和ボケ」の政治家どもといい勝負。

メールやファックスで「憲法について」じゃなくて「放送法について」どう思いますかって意見を募集してみたらどうだ?きっと耳に痛い意見がしこたま集まることだろうぜ。

最近は政治家に放送内容にクレームをつけられて放映を止めたの止めないの、クレームがあったのなかったのと朝日新聞社と揉めておりますが、そんなの躍起になって否定したってしょうがないでしょ。君らが政府の御用放送局だってことは事実なんだから、非の無いところに(しまった誤変換だ!)煙は立たないもんだよな。仮に今回の件が事実に反しているとしても、君らが口にする「公正中立」だの「不偏不党」なんて言葉がヘリウムより軽く、粒子加速器の内部より空虚だってことは、この国の人間にとっては常識の一つなんだから。朝日新聞が捏造報道を行ったとすれば、なかなか迫真のうまいネタで捏造をやってのけたもんだ。朝日新聞グッジョブ!

仮に政治家からクレームがついたところで、本当に「公正中立」で「不偏不党」なら何の問題も無かっただろうしね。「公正中立な番組作りをお願いしたい」とか言われたら「はぁ。我々は常に公正中立に報道活動を行っておりますが?」と胸を張って答えれば良かったのだし、ついでに「衆議院議員の何某がかくかくしかじかの番組について『偏向しているので放送を中止していただきたい』と申し入れ」とかニュースで放映したら、さぞかし良いニュースのネタになるだろうに、残念でしたね!!ご愁傷様。

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