2008/04/21

Linuxのカーネルコンパイルの練習。

LinuxのソフトウェアRAIDはオンライン領域拡張ができてハッピーなことは判明したが、いかんせんこのステキ機能を活かせるハードウェアがあまりに貧相というのが現状だ。なにせPCI-ExpressでSATAなアダプタは、困ったことにたいていポート数が2しかない。困ったもんだ。

ところが、LinuxのSATAコントローラのドライバについて調査していたところ、いわゆるfakeraid(なんちゃってRAID)アダプタ)をただのSATAアダプタとして使えるらしいことが判明した。機能があまりに貧相で塩漬けになっていたRocketRAID 2300も、最新カーネル(2.6.25)ではSATAアダプタとして使えるらしい。実に嬉しいニュースではあるのだが、kernel.orgから落っことしてきたカーネル(vanillaカーネル)はDebianで使うには何かと面倒くさい(というか使う方法ってあるんだっけ?)し、Debianのstableリリースに2.6.25以降が落ちてくる日なんて、いつになるやら知れたものではない。しょうがないのでVMware Server上で動いているCentOS5.1のカーネルだけ2.6.25に差し替えてみたところ、一応動いていることは確認できた。でも、RHEL系はパッケージ管理が面倒くさいからなぁ……。aptitude一発のDebianと比べるとどうしても見劣りが。

どうせだったらPCI-Express x4/8ポートのRocketRAID 2320も動くようになるとなお嬉しいんだが。

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