2007/12/13

困ります、一水さん。

わたくし「つねお」が最近熱く激しく愛読している理系ファンタジーなライトノベル「ジョン平とぼくと」シリーズ(ソフトバンクパブリッシング GA文庫)でございますが、これの第1作目にして作者「大西科学」さん(ウェブ界隈で通りがよいのは「ジャッキー大西」の方?)のデビュー作品である「ジョン平とぼくと」の解説を、これまたわたくしがここ数年せっせと読んでいるSF作家であるところの「小川一水」氏が書いており、小川一水氏のblogにはそういう縁で「ジョン平とぼくと」シリーズの新刊情報のエントリがあったりする。するのだが……どうやら小川一水氏はコピー&ペーストという技を多用する方するらしく、困ったことにシリーズ続刊の情報を載っける度に前作のタイトルを書いてしまうのだ。わたしがこの目で確認できたのは「ジョン平とぼくと3 ジョン平とぼくらの世界」の紹介で2巻目の「ジョン平と去っていった猫」とやらかした時点からだが、スラドで聞いたところによると、2巻目「ジョン平とぼくと2 ジョン平と去っていった猫」からすでに、サブタイトルなしの「ジョン平とぼくと」と書いていたらしい。

さすがに気づいたら直しているようで過去エントリではそういう粗忽なアレは確認できないのだが、最新刊「ジョン平とぼくと4 ジョン平とぼくときみと」のエントリでもやらかしているので、訂正されないうちに見ておくと今後blogウォッチに彩りが出ることだろう(←根性悪)。実際、このエントリをポストした時点では「小川遊水池@blog: ジョン平とぼくと4巻」のエントリには大西科学さんの「ジョン平とぼくらの世界」(つねお註:上述の通りこれは3巻目のタイトル)が本日発売です。なんて書いてあるわけで……エントリ中で作品のインプレッションをちゃんと書いてるし、Amazonの商品ページにリンクまで張ってるんだから、紹介してる本のタイトルはきちんと書こうよ……。

昔の小川一水というと「作品を一読するとツッコミどころが見つかる」という、チョイとばかし脇が甘い作家だったんだけど、作品を読む限りでは最近どうやら気をつけてるなと思ってたらコレだもんな。うーん。三つ子の魂百までってことですかねぇ。

もっとも、粗探しでは他人に厳しく自分に甘い(いや、気づいていても見なかったことにしちゃうわけじゃなく、自分で書いた文は一度綺麗さっぱり忘れたあとで見直さないと、間違いがわかんないのよホント)当方も、当然ながら粗忽っぷりに自信があるわけですけど。

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